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「とりあえず生コン工場に相談だ|既存住宅状況調査」

「とりあえず生コン工場に相談だ|既存住宅状況調査」

http://www.nr-mix.co.jp/diagnosis/blog/post_39.html
宅建業法改正(住宅インスペクション制度の制定)に伴い不動産取引・売買(リフォーム、中古住宅)にホームインスペクター(登録建築士など資格者)による建物状況の検査(調査・診断)が義務付けられている。建物の瑕疵などを購入に先立ち確認できるよう配慮されたもの

(鉄筋コンクリート住宅の調査項目)
・幅0.5mm以上のひび割れ
・深さ20mm以上の欠損
・コンクリートの著しい劣化
・さび汁を伴うひび割れまたは欠損(白華を含む)
・鉄筋の露出
・電磁波レーダ法による鉄筋間隔の調査
・反発度法による強度推定



静岡県のホームインスペクターは84名

不動産取引の際に義務付けられるインスペクション。

およその建物は「木造建築」であるから普段取り扱っている知識で十分対応できる。

ただ、築30年に及ぶ建築の中には、

RC造

といって鉄筋コンクリートで作られた建物も多い。

普段木造が大半の市場の中で、

突如オーダーが入る、

「鉄筋コンクリート住宅のインスペクション」

同じ建物といっても、

木造

鉄筋コンクリート造

ままるで違った構造体。

木造で培った知識のほとんどはRC造の前では役に立たない。

まるで違う性質のものを取り扱うのだから。

それは例えば静岡県であっても同様。

インスペクターの資格を有していたとしても、

実際の試験方法に関する知見は表面的なものしかない。

さあ、どうする。


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※電磁波レーダー法と言われる鉄筋間隔の調査方法


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※かぶり(鉄筋とコンクリート表面までの厚み)が不足しているために錆びて剥離している様子



日本全国には3000以上あると言われている

はて、困った。

鉄筋コンクリートのインスペクションの依頼が寄せられたとしても、

鉄筋コンクリートの調査なんてなにしていいかわからん。

それなりに書籍を読み漁っても書いてあることがイマイチわからないばかりか、

仮にその試験を行うにしても誰に頼んだらいいのかわからん。

なんかコンサルとかに依頼するとやけに威張られて高い金額を請求されそうだ(笑)

考えてみるとコンクリートの専門家が身の回りにいないことに気づく。


「へぇ、生コン屋さんが営業に来たの始めてだよ」


駆け出しの頃設計事務所も含め手当たり次第「営業」してた時によく言われた言葉。

「営業に来ました」

と飛び込み営業をしてくるのは大抵おなじみの建築資材を取り扱っているメーカーや卸。

まさか、生コン屋さんがくるなんて。

「で、何を売るの?生コン?指定できないよ?」

である。

それくらい、設計や調査などの現場では、

「生コン屋さんが身近ではない」

ということがうかがわれる。

不思議な感じがする。

全国に3000工場以上あって、

電気や水道といった公共インフラと同様に大切な材料、

「生コン」

の担い手がそんなに身近ではないなんて。



とりあえず生コン工場に相談だ

身近な誰かを介してでも構わないし、

生コンポータルに直接連絡してもらってもいい。

(元気な生コンネットワークは全国の100以上の生コン工場がアライアンスされています:http://genki-namakon.net/

灯台下暗し。

実は、生コン工場は最も身近で頼りになるコンクリートの専門家。

・幅0.5mm以上のひび割れ

・深さ20mm以上の欠損

・コンクリートの著しい劣化

・さび汁を伴うひび割れまたは欠損(白華を含む)

・鉄筋の露出

・電磁波レーダ法による鉄筋間隔の調査

・反発度法による強度推定

一般的には、「は?」な各種項目に関して生コン工場は日頃から触れ合っている。

中には「コンクリート診断士」といってより深い専門知識を有している技術者も存在する。

それが、生コン工場。

身近なコンクリートの専門家。

例えば静岡県にいるホームインスペクター84名は、

生コン屋さんという裏付けをもってより正確なインスペクションを実施できる。

そんな時代が到来している。

さらに加熱する中古不動産取引。

「安心の買い物をしたい」

そんなニーズに、

身近な生コン屋さんの活躍の場が広がることが期待される。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/06/07

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