「ずっとだよ!!!」1級舗装施工管理技士試験に合格します

昨日(2019/12/01)終わった1級造園施工管理技士試験の帰りの電車で眺めるテキスト。後ろは振り返らない。来年6月下旬に予定される試験に向けて闘いは始まる。いつまでやるの?「ずっとだよ!!!」
アスファルトをディスるなら礼儀として
造園が終わった。舗装が始まる。
コンクリート技士や主任技士を受けていた頃とはまるでマインドが変わった。
もちろん試験日に向けて一所懸命勉強するのは同じ。
ただ、試験終了の「脱力感」というか、「もうなんにもできません!」みたいな、そのまま飲み屋に直行みたいな感覚がもはや無い。
解答を済ませ途中退席をし電車に乗って最初にしたこと。
1級舗装施工管理技士試験のテキストを開く
だった。
来年6月下旬に行われる資格試験までの準備(どのように7ヶ月を過ごすか)をした。
「試験が終わったから打ち上げしてしばらくのんびりしよう」
という感覚はない。
淡々と、日々、およそ30分〜1時間、今日も学習時間は変わらず続く。
そちらのほうが心地いいことに気づいたのだ。
堂々とアスファルトをディスってやる!
造園の学習はとてもいい機会となった。
http://www.nr-mix.co.jp/topics/1_20190927.html
いかにコンクリートや建築、土木が自然を削り大地に蓋をしてきたか。
造園という非常に抽象的で人と自然をつなげる立場を体系的に捉えることができた。
新しい視点からコンクリートの貢献を考える機会となった。
そして、アスファルト。
わが国では舗装の95%はアスファルトで作られている。
アスファルト。
もはや石油精製技術が進化しその残渣(アスファルト)は発生しない現代で、それでもわざわざ化石燃料を燃やしてわざわざ作り出している残渣。
有限なる化石燃料を燃やして大地に蓋をするアスファルト。
これまでの僕はその立場を貫いてきた。
造園の勉強をしているときにふとした違和感を感じた。
「あれ?ところで僕は舗装やアスファルトのことをきちんと理解できているのだろうか?」
という問い。
知りもせず知ったかぶって悪口を言っていたとしたら非常にみっともない。
造園の学習が佳境を迎えた頃に「今度は1級舗装施工管理技士だ!」とこうなった。
だから、昨日から6月下旬まで。
およそ7ヶ月間今度は舗装の資格試験に自分の時間を捧げることになる。
きっと受験日はまたしても吐くほどちびりそうになるほど緊張するのだろう。
またしてもチキンな自分を晒し情けなくなることだろう。
そんな苦しみいつまで続けるの?
僕はこう答えたい。
「ずっとだよ!!!」
人生には「ここであがり」はないのだ。
淡々と日々シンプルに繰り返される努力。
常に貢献していなければならないのだ。
来年の7月にはアスファルトや舗装をある程度きちんと理解した上で僕はアスファルトにどのように向き合うのだろうか。
やっぱり、
「アスファルトは絶滅すべきマテリアルです!」
と言い続けるのか。
それとも、体系的知識は僕をまた新たなステージに導くのだろうか。
今から実に楽しみとなっている。
それにしても、ざっとテキストを概観したが、土木工学や法規などこれまで受験してきた内容と随分かぶるところが多い。
合格のための効率から言ってもすぐに学習を始めたほうがいいに決まっている。
でも、いやですよ。
正直勉強なんかしたくない。
けれどやる。
コンクリート技士・主任技士試験どうだった?
自分のことで手一杯だったためあまりケアできなかったが、そういえば11月下旬といえばコンクリート業界の一大イベントの季節だ。
身の回りでも「7割取れました!」とか「5割いきませんでした」とか悲喜交交である。
最後にちょっと上から目線でアドバイスを残したい。
学習を止めるな。
せっかく身についたその習慣を止めるな。
なんでもいい。
もし、技士に合格できたという自負があるのなら主任技士の勉強を始めよう。
今年はダメだったってことなら技士の勉強続けよう。
コンクリート診断士の勉強だっていいだろう。
ようは、なんだっていい。
今、改めて思うのは、学習の習慣というものがどれだけ自分を助けるかということ。
学習を止めるな。
肝に銘じよう。
いつまでやるの?
「ずっとだよ!!!」
宮本充也
2019/12/02