長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/04/20

「騙されるな!DIYでもっとも辛い作業は土間コンではない!!」フェラーリ様邸DIY #1

「騙されるな!DIYでもっとも辛い作業は土間コンではない!!」フェラーリ様邸DIY #1

DIYって聞くとなんかおしゃれそーな、軽やかそーなイメージを持たれるかもしれない。事実Instagramで#diy を眺めてみるとおしゃれな投稿目白押し。「騙されるな!DIYでもっとも辛い作業は土間コン(生コン、透水性コンクリート)ではない!!」。フェラーリ様邸DIY #1



花形【生コン】の舞台裏【すきとり(掘削)】【残土処分】実録

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休日の昼下がり。

ルンルン気分でそれは始まった。

フェラーリ・アルベルトさんは生コンポータルに入職して10年を数えるイタリア人スタッフ。

愛息子ジョウ君が顔を覗かせる窓の手前側にウッドデッキを設置したい。

愛する家族と休日をのんびり過ごすための理想的な庭を作りたい。

それならと、パパ・アルベルトフェラーリは立ち上がった。


「最近DIY人気だし、おしゃれだし、いっちょウッドデッキ(そして、その下地の透水性コンクリート)施工をDIYでやっちゃおう」


そして、僕もそのDIYに協力することによって生コンポータルの記事のネタにしようと休日の昼下がり、ルンルン気分でDIYは始まった。

Instagramで紹介されている多くのDIYは実におしゃれ。

休日の昼下がり、おしゃれそーに、スマートそーに、軽やかにいっちょ上がり。

それが、DIY。

「それが、俺たちの休日の過ごし方」的な。

そして、そこから過酷な現実が始まった。

こちらはDIYの全プロセスを解説している動画マニュアル。


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事前工としてウッドデッキの基礎を支える透水性コンクリートの厚みを確保するための「すきとり(掘削)」が始まる。

目検討で「およそ一輪車25杯分」。

一輪車25杯分

テキストで映る印象はどんなだろうか。

「はいはい、25杯ね」

そのイメージはおそらくお料理番組の「小さじ1杯」的な25杯ではないだろうか。

事実その時の僕たちは、「はいはい、25杯ね」と余裕をかましていた。

「いいエクササイズだよね!」

「今日で何kCal消費するかな?」

そんな軽口を叩けていたのは作業開始後5分くらいだった。


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すきとりに使われる道具はこれら。

全て人力(2人)ガチ掘削(すきとり)。

30分くらいちょこちょこっと掘削すれば2人もいるしサクッと終わって伊豆クラフトビールを煽っている想像をしていた。

30分経過。

ガツン!

スコップがきかない。


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表面には見えなかった箇所にこうした岩やら陶器くずやら固形物のせいでなかなか捗らない。

1時間経過。


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発生残土は1時間経過時点でまだ12杯目。

まだ、半分にも満たない。

大粒の汗が額から流れ落ちる。

「もう、やめよっか」

何度も口をついて出てきそうなその言葉を飲み込む。

今日やらなければ次工程が控えている。

震える手。

明日(今日)の筋肉痛は必至。

こんな手で日課のブログはきちんと書けるのだろうか。

いろんな思いが錯綜する。


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一輪車20杯目に差し掛かった頃。

苦しいながらも要領のようなものも身につけて作業分担も自然に生まれていた。


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「残土で滑り台をつくろう♪」

作業前に呑気に語っていた残土、これでも一輪車20杯目以上ある。


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振り仰いだ空はもう日が暮れかけている。


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じっと手を見る(やってみたかった)。


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全身から力が抜け切ってしまい疲労困憊、満身創痍。

日も暮れ始めた。

依然として計画厚200mm(透水性コンクリート100mm+路盤工100mm)は確保できていない。

沈黙が続く。

「ま、車乗らないし、ウッドデッキの基礎だけだから200mmなくても大丈夫」

口をついて出た僕の妥協案。

そう、経験したことのある人でなければわからないのだ。

一見華やかそうに見えるDIY、土間コン。

ただ、その舞台裏は過酷な重労働とも言える「すきとり」「残土」という地獄。



DIYerなら知っている。土間コンは「段取り八分」

「心折れそうな時もありました」

これは長野県でDIY透水性コンクリートに挑戦されたお施主さんの言葉。

⚫︎参考記事: 施主からの手紙「土間コンクリートではなく、ドライテックにして本当によかった」DIY・お客様の声

こうした手紙をいただいていたので、DIYのすきとり作業は大変だということは知識として理解していた。

ただ、「知っている」と「できる」は全くちがう性質のものであるということに改めて気付かされた。

実際、「心折れました」。

200mmのすきとりを途中で妥協してやめてしまいました。

やっぱり、土間コンは「段取り八分」ですね。


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6時を過ぎご当地伊豆クラフトビールで乾杯。


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作業が地獄だったことを忘れさせてくれる一幕。

もしかしたらDIYの最大の醍醐味はこれなのかもしれない。


苦あれば楽あり。

これから夏に向けてシリーズ「フェラーリ様邸DIY」がスタートする。

#2 では実際に透水性コンクリートが施工される様子を実録する。

厚みが確保できなかった分は路盤材を薄くして、透水性コンクリートを敷設する。

今週の金曜日か土曜日のことになるだろう。

そして、来週の日曜日、月曜日のウッドデッキ設置に進む。

やっぱりその後のビールや石窯ピザは格別なのだろう。

仕事を通じて素晴らしい暮らしを自覚することができた。

アルベルト、これからも大変だけど、楽しもう。

いい機会をいただきました。

※アルベルト・フェラーリの伊豆&ベネチアブログはこちらから:https://www.nr-mix.co.jp/venice_izu/inin.html



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
こちらをご覧ください。

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