2020/08/01
【静岡】「DIYで発生するその《大量の土》どうする?」エクスショップ・残土・DANPOO・建設発生土

施主によりDIYで芝生を剥がしその場所にウッドデッキを設置(施工はプロ施工者)。残土処分に困りネットで芝生処分を調べていたらエクスショップにたどり着いた。「伊豆の国の生コン屋さんです」と自己紹介(池上さん)をすると奥さんが伊豆の国市大仁出身のようで親近感も湧く。残りの芝生も剥がそうか検討中。さらに砂利敷きの箇所も防草シートを敷いてあるが雑草に悩まされているとのことでドライテックのDIYに興味を持っていただく。
作業担当:生コンポータル(往復1時間、作業1名、10分)。
DIY意外な落とし穴「その大量の土どうする?」
DIYが趣味のお施主さん。
庭いじりに伴い発生した不要になった芝生(残土)。
作る方ばかりに目が行くため、こうした知られざる廃棄物「残土」は大抵 DIYerを困らせる。
事実、こうしたゴミはゴミの日に粗大ゴミとして処分することはできない。
その辺(河原とか)に捨ててしまったらそれは立派な犯罪だ。
インターネットで色々調べていると生コンポータルの提携先エクスショップの残土処分サービスにたどり着く。
エクステリア資材ネット販売日本1!《エクスショップの残土処分サービス》。
電話一本で打ち合わせをすれば後はエクスショップ・DANPOO提携企業が現地に残土を引き取りに来てくれる。
残土引き取りについて動画でわかりやすく解説。
こうしてダンプや軽トラックで来てくれる業者さんに引き取って貰えばそれで終了。
インターネットで地元と地元がつながる。残土でつながる。
「伊豆の国市の生コン屋さんです」
今回残土が発生したおたくは駿東郡長泉町。
伊豆縦貫道という高規格道路を用いればおよそ30分でうかがえる場所。
普段、生コンを配達している場所でもあるため、十分土地勘はある。
出会いはインターネット(BtoC)・企業間連携(BtoB)だったとはいえ、実際に結びつくのは互いに「地元の人」。
なんとたまたま、お施主さんの奥様が伊豆の国市出身ということもあって、作業の最中はとても親近感が湧きスムーズな引き取りとなった。
地元と地元がワンストップで繋がる。
ふと考えるととても当たり前のことのように思う。
地元。
地理的、物理的に互いに近い。
だから、出会う可能性も高いはず。
繋がる可能性も高いはず。
でも、実際のあなたの購買活動はどうだろうか?
例えば、家を買う場合、車を買う場合、東京など大都市を本社に置く大企業にお金を払ってはいないだろうか?
地元にあるスーパー。
そこも、実は大都市に本社のある大スーパーの支店だったりしないだろうか。
事実、ものは地元で動く。
ただ、お金はいったん地元から離れ東京や大阪に向かって流れる。
幾重もの階層を経由して結果的にお金は地元に戻ってくる。
それぞれの階層でそれぞれ経費がかかっている。
下手すると50%はそんな経費かもしれない。
インターネットと企業間連携は本来の《地元》《地元》の経済活動を活性化させる。
その威力をまざまざと残土引き取りの現場に見ることができた。
ものづくりの担い手が本来のものづくりに集中できる時代の到来と言えるのかもしれない。
そして、こんな新しい市場が創造されることは残土引き取りに限らず、周辺のあらゆる物品の流通に大きな影響を与えるはずだ。
当事者である僕たちはこのプロジェクトをFOL(Flower of Life)と呼んで今育てようとしている。
宮本充也