長岡生コンクリート
水勾配がいらない土間コン「ドライテック」
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

生コンでいいことコンクリートで不幸になる人を0に

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「生コン屋さんと透水性コンクリート」 新規事業・透水性コンクリート

「生コン屋さんと透水性コンクリート」 新規事業・透水性コンクリート

いいものは売れない

無理は続かない


新規事業は基本寿命が短い。

その点ホームページと似ているのではないか。

なんか起こりそうな胸躍る興奮と共に、

新規事業(ホームページ)に取り組む。

関係各位に案内を流す。

最初はまめに記事を更新する。

(定期的に関係企業や新規を訪問して回る)

反応がない。

数日忙しさに取り紛れて更新(努力)を忘れる。

僕自身たくさん経験している。

それだけ本業と新規事業の両立というのは非常に大変。


「生コン屋さんと透水性コンクリート」

僕にとっての新規事業は透水性コンクリート。

本業生コンの業務の寸暇を見つけて企画を練ったり、

アポイントを入れてみたり。

今ではおかげさまで一連の業務が標準化されて、

組織のそれぞれに役割が付されて本業さながらに動いている。

たくさんの失敗を経験した新規事業だけれど、

なぜ、「生コン屋さんの透水性コンクリート」は残っているか。


生コン屋(自社)を敵に回さない形

を模索し続けその都度変化してきた歴史だと思う。

無理は続かない。

当初透水性コンクリートはその特殊バインダに、

20㎏袋×5袋(100㎏)を採用していた。

高機能の透水性コンクリート(曲げ強度4.5N)を製造するためには、

1㎥の透水性コンクリートを製造するのに、

プラントに一人張りついて5袋を手作業で投入する必要があった。

生コンを製造しながらこの作業はなかなか応える。

粗骨材の最大寸法を5㎜という特殊品を標準としていた。

通常貯蔵ビンにストックしない品物であるため、

わざわざ特殊骨材用貯蔵ビンを開けて7号砕石を装填する。

カラーは顔料の練り込みを標準としていた。

だから1㎥の透水性コンクリートを製造するのに、

ミキサー(製造設備)の中は黄色や赤の顔料で染まった。

次バッチに影響を与えないようにいちいち洗浄する必要があった。


当時のことをご存じの関係者には感謝しきれない。

当方としては透水性コンクリートの普及が社会的に是であったし、

夢に心躍らせていた興奮状態の中にあったわけだから、

そんな苦労はなんでもなかった。

ただ、周囲の冷静な方たちからすれば、

「ボランティアの押し売り」

みたいな迷惑な話だったろう。


その後理解したことは、

いいものは売れない

無理は続かない

そんな当たり前のことだったと思う。


何か新しい価値を社会に普及させていくとき、

単独1社ではその流通は成り立たない。

関係当事者全員に無理なく価値を提供する。

・施主

・施工店

・生コン工場

の関係性は以下のフローで説明される。

生コン工場 → 施工店 → 施主

ここで僕もそうだったが最初に考えてしまうのは、

買う人(施主)の価値を創造すること。

できるだけ高機能(いいもの)を考えてしまう。

よりよければ絶対買ってくれるだろう

そんな落とし穴にはまってしまう。


そのトンネルは長かった。

改良しても改良してもまったく売れない。

売れなつづける。


きっかけはどこだったかあいまいだが、

物事は逆であることに気付いた。

無理は続かない

生コン工場にとっての価値を先ずは考える。

・顔料練り込みを取りやめトップコートに変更し、

・7号砕石ではなく通常採用されている20㎜砕石を標準仕様とし、

・結合材はプラント投入ではなく現場投入で曲げ強度の目標も下げた(2.5N)

その結果生コン工場の協力をきちんと得ることができるようになった。

そのできることの範囲において、

・施工店

・施主

に対して提供できる価値を考えていった。

「透水性コンクリートが世の中に必要であることは疑う余地はない」

大前提を忘れ、

高機能・高性能を模索するという愚

を知れず知らずに犯していた。


今やGNN元気な生コンネットワークの協力もあって、

全国大体の地域で製造協力企業を得ている。

マーケティングについてはありがたいことに、

IT活動と実地見学会を地道に続けることで、

少しずつであるが成果につながっている。


休み明けの明日も建築外構で施工が予定されている。

共同住宅の外構工事は水勾配に困っている。

現場の人たちはその解決策を必要としているのであって、

いいものを欲しいとは決して思っていない。

僕達供給者は、

社会や顧客が求めているものをきちんと届ける仕組みづくり

を最初に考えるべきであって、

いくらいいものを作り上げたとしても、

それが届くための仕組みがなければ、

いつまでたってもお客様は喜んでくれない。

単なる自己満足で終わることを肝に銘ずべきだ。

ちょっと真面目に書いてみた。

連休最終日でネタが尽きたということでご容赦願いたい。


宮本充也

宮本 充也

主な著者宮本 充也

1級土木施工管理技士・コンクリート診断士・コンクリート主任技士

趣味:ランニング

他、小松英樹、二見武馬

2017/10/09

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