長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

【住友林業】木と石が融合した製品としての透水性コンクリート

【住友林業】木と石が融合した製品としての透水性コンクリート

スケールもいよいよ拡大中の透水性コンクリート。今回はとあるゼネコンの研究所構内で住友林業の木繊維を混和材を使用した実験施工。各種性能も確認。
http://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_571.html



木繊維を混和材として適用したはじめての透水性コンクリート実施工

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こちらが住友林業が開発した木繊維。信じられないほどの分散性により混和材としての利用が進む。


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施工風景。木繊維は見事材料の中に溶け込み目立たない。目立たず、各種性能を補う効果を有している。


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材料の試験の様子。通常タイプのものと遜色なく、照りの状態も良好。


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供試体作成。7日、28日経過後に破壊試験に使用される。



生コン工場に優しいという価値。

普及していくためには単一の要素では足りない。

いくつかの要素が組み合わさって有機的に機能することで市場での評価を得る。

市場は、

「いいもの」

を求めていない。

・強度が従来の〜〜%向上

・厚みを〜〜%カット

・意匠性が高まりました!

世に多くの「いいもの」を売り込む人たちを見かける。

つくづく感じることだが市場は単に顧客だけではない。

広く一般に普及するためには「いいもの」という単一の商品特性で勝負するのではなく、

流通に関わる全ての人々に対して「いいこと」である必要がある。

長年普及に携わってきて骨身に染みていること。

「いいもの」

を作るために、複雑で面倒な工程を生コン工場に強いる。

難易度の高い施工を工事業者に強いる。

世の、「いいもの」が陥る罠。

そして結果的には「いいもの」は市場に届かない。

売り買いの「買い」ポジションから「売り」ポジションに指示をする。

ピラミッド構造のパラダイムではもうものは普及しなくなった。

もしこの木繊維が、

「生コン工場のミキサーでしっかり練ってもらわないとダメ」

なんて販売の仕方をしていたらきっとこうはならないだろう。

現場到着時に手投入。

ドライテックのF材もそう。

生コン工場の手を煩わせない。

流動化材のように現場で技術者の手によって行われる。

生コン工場に通常以外のプロセスを強いる必要がない。

練って運ぶ。



施工業者にとっての保湿という価値

過去にも経験がある。

「いいもの」

を市場に届けようとして複雑な今までに見たことのない施工プロセスを強いる。

特に透水性コンクリートのような製品が世に普及するために必須の条件。

「いいこと」

である必要。

「これまでの製品を施工してた方が楽だよ。いいよ、こんな製品」

そんな風に思われてしまったら終わりだ。

新製品は、「いいこと」である必要がある。

木繊維を入れることによっていいこと。

保湿性。

ペーストが薄っすらと骨材周りに付着しているだけ。

だから、風が強い日や直射日光にさらされると、

・ドライアウト

を起こしやすい。

施工者はその点に注意する必要があるのだが、

木繊維はその独自の保湿性によってドライアウトを抑制する。

つまり、施工者にとっての「いいこと」が生まれる。



木と石が融合した製品としての透水性コンクリート。

長年普及に携わってきた。

「いいこと」

関係する人たちに喜びを届けることのできる製品。

木とコンクリートというストーリーも備えている。

今回の実施工実験で得られた性能には多くが注目している。

この一見不思議な組み合わせが日本の地面を変えていくとしたら面白い。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/12/18

水たまりの出来ないコンクリート「ドライテック」については
こちらをご覧ください。

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