長岡生コンクリート
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「ポンプ(ホッパー)の残コンどうしてる?」【1,000円】Re-con ZERO PUMPのメーカー【MAPEI】って大丈夫?

「ポンプ(ホッパー)の残コンどうしてる?」【1,000円】Re-con ZERO PUMPのメーカー【MAPEI】って大丈夫?

Re-con ZERO PUMP(りこんぜろぽんぷ)の製造元イタリアMAPEIとはコンクリート混和剤では世界第3位のシェアを誇るグローバル企業。日本ではイマイチ馴染みないけどどんな会社?



1,000円のRe-con ZERO PUMPのMAPEIってどんな会社?大丈夫?

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MAPEIがリリースしたRe-con ZERO PUMPは1セット(1,000円)でホッパー内残コン0.3m3程度を団粒化・固化することができる。


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類似の製品・技術は多くはないもののすでに国内でも流通している(http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_378.html



MAPEIって聞いたことないけど大丈夫?どんな会社?

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世界73カ国に工場を展開。

81の企業グループを保有。

売上額3,000億円超。

世界で9,000人以上の雇用を生み出す。

16の建設系材料の製造ラインを持つ。

グローバル企業MAPEI。


地図に示されているように日本のは支店展開してはいないため、知名度はさほど高くはない。

身近なところでは、セリエAのスポンサー企業。

本田圭佑がACミランで初戦を飾った時の対戦相手、サッソーロはMAPEIのクラブチームである。

日本中が本田圭佑を応援していたその日、一人僕だけは本田圭佑の敗退を願っていた。

閑話休題。


生コンポータルでは10年来MAPEIのコンクリート混和剤の事業でコラボレーションして来た歴史がある。

北陸圧送業の雄川端工業の依頼から、

「ホッパー内残コンの改質剤の開発」

をMAPEIと共同することなった。

(その後、川端工業は独自で残コンバスターをリリースしている。)

結果、生コンポータルとMAPEIは独自でRe-con ZERO PUMPをリリース。

先行製品、TERA、残コンバスター、セルドロン(非高分子系)などが流通する日本市場をさらに温める機会になるはずだ。



定価1,000円、大手ECサイトでの販売も予定している。

一応現段階の販売価格は1,000円/セット/回としている。

ただし、並行して進めている残コン技術フォーラムではこうした技術に関して生コン工場に予算を付ける取り組みをしている。

将来的には実質無償で提供できる流通網を整備するべく鋭意努力している。


例えば、「ポンプ返し」や「残コン処理」の名目で、5,000円〜10,000円費用負担が発生している地域もあるように聞いている。

こうした地域ではそれが1,000円で団粒・固化できるのであれば、現場での再利用が進むのではないかと期待されている。


今年度前半は有志ゼネコンらとの共同実装実験がスタートする。

Re-con ZERO PUMPを始め多くのソリューションが現場で実装され評価される。

・経済性

・団粒化性能

・環境性能

あらゆるパラメーターが白日のもとに曝され、その延長上に日本の残コン問題の解決が見えている。

日本はとかく島国・保守的で建設も例外ではない。

そんな市場にイタリアのグローバル企業が参入しいよいよ流動性が高まる時代は残コン問題にピリオドを打つ。



いよいよ市場が形成される。

プレイヤーも続々揃ってきた。

ものをうることが仕事じゃない。

市場、流通構造を作ることが仕事。

そのことで生み出されるもの。

それも、生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/04/03

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