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2020/03/26

「世界が求める環境コンクリートが普及しない理由」博士号取得への道(その1)

「世界が求める環境コンクリートが普及しない理由」博士号取得への道(その1)

博士号取得を決意し東京大学野口貴文教授の元を訪ね教えを乞うた。僕が立てた問いは「なぜ世界は持続可能なコンクリート産業を求めているのに、具体的な技術(残コンソリューションや透水性コンクリートなど)は見出されず埋もれているのか」。挑戦が始まる。



世界が求める環境コンクリートが普及しない理由

残コン再生技術については20年。

透水性コンクリートは15年。

結果論ではあるけれど、僕の専門はいずれも環境コンクリート。

残コンを廃棄せず循環させることで、大地は余計に削られることはなく、汚染されることがない。

透水性コンクリートで大地に蓋をしないことで、樹木の根系に水と酸素を届ける。

ヒートアイランド現象は抑制され、ゲリラ豪雨など異常気象や冠水被害の軽減を期待する。


環境コンクリートが世界に求められていることに議論の余地はない。

僕が血道を上げるまでもなく、当然のように普及していておかしくない環境コンクリートテック。

ただ、現実はそうはなっていない。

誰もが求めているテクノロジー群は普及せず埋もれている。

この問いに応えることをテーマに博士号取得の道を決意し東京大学野口貴文先生の元を訪ね教えを乞うた。



論文おおまかなプロセス

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「論文作成の参考に」ということでお借りした2篇の博士論文。


曰くドクターとは、

「自分で問題点を探し出して、それを解決していくためのプロセスを認識でき、解決策を提案できる実践に結びつる素養が身についている人」

改めて認識できたが、博士号取得のプロセスが僕自身の使命である実業の手順と完全に同期している。

問題点「世界が求めているのに環境コンクリートが普及しない」はある。

そして、それを解決していくためのプロセスは爆然と認識しているが、この機会にじっくりと吟味し認識を深める。

そして、解決策を構築して実践に結びつける。

その素養が客観的に認められることはすなわち、立てた課題を解決することに直結する。

具体的には以下のプロセスになるという。

(以下、メモ)

⚫︎問題と社会的背景の認知

⚫︎目的、使命、その問題を解決するためには何をしたらいいかの設定

⚫︎既往の研究によりこれまでどんなことが明らかにされているかを分析し、その上で自分の立ち位置を明確にする

⚫︎目的を達成するためのアプローチをどのように組み立てたらいいか(仮説、計画、構想、実行)

⚫︎結果を結論として示し、目的に対してどの程度達成できたか分析する



5月のGW明けを目処にまずは目次を作成する。

早ければ1年くらいで完成し査読に進むそうだ。

この過程ではインタビューを通して産業に携わる多くの人々との接触が想定される。

再生骨材コンクリートの規格成立に役割を果たした環境コンクリートの権威である野口先生に行く道を照らしていただきながらの道程の先には新たな学術分野が開かれるはずだ。

火力発電所の副産物フライアッシュが市場として見出されたように。

製鋼所のスラグのように。

新たな領域として残コンが学問の分野として見出され市場が拓かれる。

そのことで多くの才能・研究者・実務家が流入してくる。

そうしたプラットフォームを拓く取り組み。

特定の技術の検証ではなく、産業界全体を対象とした社会的プロセス・社会マネジメント。

そんなテーマで博士号取得の道は始まった。


ブロガーとして夢見心地な主張を発信するだけではない。

工学博士として客観的にその素養が認められ、市場と顧客に伝わりやすい環境を整備する。

困難を極めるだろうけれど、博士号取得が目的ではない。

そこに至るプロセスがそのまま僕の使命に通じている。

そんな取り組みであるいことを肝に銘じたい。

これからその一部始終を記録していく



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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