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「そんなの2番でいい、2番はリスクもすくない|残コンスラッジ処理システム」

「そんなの2番でいい、2番はリスクもすくない|残コンスラッジ処理システム」

当社二見さんは残コンスラッジ処理システムを視察に来てくださった工場に赴くようにしている。実際の工場に立ち会いどんな方法を講じれば残コンスラッジの問題が解決するか?現地を動かす人たちや経営者とがちで向き合う。その先になんらかの解決策が見出される
http://www.nr-mix.co.jp/econ/



そんなの2番でいい、2番はリスクも少ない

「(長岡生コンに)行く前に来てもらえ!」

「どうして水が場内からでないんだ?」

「大雨の時はどうなってるんだ?」

「その粉(高分子)でどれだけ(長岡生コンに)利益があるんだ?

「お前セールスマンじゃないのか?」


社長はアクセルで相談役がブレーキ。

徳島県の富士建設工業(生コン製造業)の小林さん(社長の弟)が長岡生コン(生コンポータル)を訪れたのは数週間ほど前のこと。

頻繁に故障するフィルタープレスを、

また数千万円を投じて更新する。

そんな馬鹿げたことをしたくない。

偶然見つけた生コンポータルでの残コンスラッジ処理システム。

http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_251.html

故障するということはつまり機械であるということ。

機械でなければ故障はそもそも存在し得ない。

そんな仕組みが残コンスラッジ問題の解消には求められている。

切実な思いだったそうだ。

一度故障すれば生コン出荷を復旧させるために投じられる経営資源は果てしない。

前線で闘う人たちの真剣さは本物だ。

それでもポッと出のWEBサイトを信用しようとする人は組織内に皆無だったそうだ。

事実長岡生コンを工場見学に行く前も、

そして社内に持ち帰って報告した後も。

組織の人たちの理解を得ることは大変だったそうだ。

「そんなの2番でいい、2番はリスクも少ない」

どこかが導入して成功したのを確かめてからで構わない。

そんな雰囲気が立ち込めていたそうだ。


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※富士建設工業の事務所入り口(小林さん)


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※みなさんで二見さんを歓迎していただく。



イタリアに渡航し1千万円に及ぶ投資

8年前に遡る。

2番でいいやとか、1番になりたいとか、そんなことは微塵も考えていなかった。

ただ、向こう側にすごい気色が広がってるんじゃないか?

そんな胸が高鳴る高揚感に満たされていたことを記憶する。

もちろん、高揚感だけじゃない。

等分の「怖さ」もあった。

向こうに行って大丈夫だろうか?

大変な失敗に苦しむのではないだろうか?


残コンスラッジを再利用するために僕たちが経験したこと。


縁もゆかりもないイタリアの土地に赴きそこにいる知らない人たちと議論し(英語しゃべれません)、残コンやスラッジの問題を解消するために必要なことを整理し、実際に1千万円に近い金額を拠出する。


今考えれば当時ぼくたちがやっていたことはまさに、

「1番(リスクがある)」

という行為。

2番はリスクも少ない。

確かかもしれない。

事実その後僕たちは傷だらけになった。

ただ、おかげさまで、今も普通に生コンを世の中にお届けしている。

そしていつしか残コンやスラッジの問題で苦しむことはなくなっているし、

実際そのあり方を見学したいという希望は全国(時に海外)から寄せられている。

今僕たちが感じていることは、

「業界や社会にとって役に立っているという幸福感」

これは1番とか2番とか序列を論じる以上の喜びだ。

最高の気分だ。


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※黒板を使ってシステム構築に感する徹底議論


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※受付の様子。「いらっしゃいませ」



生コン工場が自らの手で作り上げたソリューション

8年前に始まったプロジェクトは多くはないけどそれでも濃い共感を得た。

GNN元気な生コンネットワーク:http://genki-namakon.net/

みんな残コンやスラッジに困っていた。

困っていてそして何か行動に移したい人たちは連携した。

みんな全く操業する土地が異なる生コン工場たちだった。

8年の彫琢を経て今も進化し続けるソリューション。

その輪に当時よりももっと多くの人たちが日々交わるようになった。

残コンスラッジという問題に悩み暮れている人たち。

たまたまネットで僕たちの取り組みを見つける。

勇気を出して行動に移す。

次第に共感の輪が広がって行く。

誰かが作り出したものをお金を払って一方的に導入する。

そこに共感によるソリューションは存在しない。

ただ、Win-LoseかLose-Winの関係。

そこに変化が生まれようとしている。


僕たちの経験は輪に交わる勇気さえあればいつでも体験できる。

そしてその輪の中ではお互いに助け合うという人間がもともともっていた当たり前の発想が活きている。

来てくださった勇気に応えて、

お伺いする。

一方的に「来てもらえ!」に対しては応えられない。

人の誠意には応えたい。

1.5時間の壁を超えた共感の輪が人の手を離れて広がって来ている。

これまでになかった共感の輪。

その先に生コン業の大変革が見えている。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/06/02

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