長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「いつでも見学受付中!」残コンステーション、ソリューション開発

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2020/06/09

「大手もいよいよ動き出す!」4.3.5 ゼネコン主導「(仮称)残コン協議会」(博士号取得への道 #13)

「大手もいよいよ動き出す!」4.3.5 ゼネコン主導「(仮称)残コン協議会」(博士号取得への道 #13)

本年5月残コンソリューション【セルドロン】のNETIS取得に並行して竹中工務店をはじめ残コンに課題意識を持つ有意なゼネコン各社が残コンソリューションの現場実装を展開している。6月11日には神奈川エリアの生コン工場を舞台に残コンソリューションのデモンストレーション実施予定。



大手の認知は公的な認知を強く支える

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建通新聞(四国版)で報じられるセルドロンのNETIS登録について。


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6月11日には神奈川の生コン工場を舞台に竹中工務店主催の残コンソリューションデモンストレーションが開催される。


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①清水建設 ②鹿島建設 ③淺沼組 ④東洋建設 ⑤鉄道工事(安藤ハザマ)、戸建て住宅(パナホーム)、プレキャスト(高橋カーテンウォール工業)、特殊生コン(鹿島建設、東亜建設工業)

7年目になるセルドロンの普及活動は草の根で偉大な採用実績を創り出してきた。



ルールのない空間に市場を生み出し顧客を創出する活動

時代は変化した。

「なるべく触れたくないテーマ」残コンに携わってきたこの20年、法的・公式な位置付けを持たない「絡みづらい」残コンは行く先で迷惑がられこそすれ歓迎されるいことはない。

残コンといえば物騒な言葉とともに報じられることも少なくない。

「不当処理で現場代理人が書類送検」

「内部告発」

「不法投棄」

明確な位置づけを持たない残コンに関して国は明確な言及を避け全国の保健所にその取り扱いを委ねる姿勢を示している。

無数の現場で少量でありながらも無数に発生する残コン。

現場内に一時保管する場所がないから圧送車のホッパーに積ませたまま場外搬出(道路交通法・廃掃法に抵触)。

ドラム内の残余生コンの排出事業者である建設現場はそのトレーサビリティに責任を取ることはなく、生コン事業者の処理コストは年々高騰の一途を辿る。

そんな"グレー"な存在に対して非力な現場所長クラスが方針を打ち出すことなど期待すべくもない。


本年5月残コンソリューション「セルドロン」のNETIS登録以降塩の目が変化した。

最大の発注機関である国土交通省の新技術登録システムに「残コン」の記載。

これは結果論だが「国土交通省が残コンの存在を自ら公式に認めた」ということに他ならない。

国土交通省がその適切な処理を新技術として認証したことは「市場が生み出される可能性」を示唆するに十分な出来事だ。

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2019年から構想されてきた(仮称)残コン協議会は今回デモンストレーションを主催する大手ゼネコン竹中工務店の強い支持を受ける形で動き出そうとしている。



辺境で埋もれながらも力強く循環していた残コンソリューションはついに解放される

以下、「自己組織化された辺境が拓く環境コンクリート」目次から引用。

3.3 ガイドラインのない「残コン」問題の解決事例(IT、企業間連携)

3.3.1 残コンステーション(長岡生コンクリート)
3.3.2 脱水ケーキ由来の下層路盤材(白石建設)
3.3.3 残コン由来の再生生コン(大分総合建設)
3.3.4 スラモル(金子コンクリート)
3.3.5 残コンブロック(泰慶)
3.3.6 アウトレット生コンマッチング
3.3.7 セルロース系瞬間吸水材を用いた現場での再利用(グロースパートナーズ)
3.3.8 荷下ろし後洗浄しない生コン車(大里ブロック工業)
3.3.9 その他失敗事例との比較(乾燥スラッジ他)
3.3.10 《参考》ラストワンマイルたちによる透水性コンクリート(生コンポータル)


現在の産業構造では認知されようがなかった辺境の残コンソリューションはここで一気に色めき立つことになる。

国の指導・中央集権・全体構想の命令と統制を待っていてもいつまでも辺境の問題である残コンに光は当たらない。

だから、辺境では現代の武器「インターネット」「企業間連携」を通して自主的に解決策を生み出してきた。

それら産業構造の一隅のチリのような堆積(辺境での残コンソリューション開発)は「インターネット」「企業間連携」というニューラルネットワークを通してここに有機的に統合を始めようとしている。

及び腰だったゼネコンが主導する残コン協議会。

そこでは全国各地の建設現場で今も発生する残コンに数ある残コンソリューションを実装しその結果を共有する取り組み。

垣根を越えて共同することにより残コンという問題の解消を模索する旅。

そのスタート地点が6月11日竹中工務店が主催する残コンソリューションデモンストレーションとなる。



大手ゼネコンらが国や権威の目の届く場所で残コンを公式に論う。

これまで現場ラストワンマイルの苦しみとして片付けられてきた残コンはいよいよ白日の元にさらされることになる。

いよいよ両輪の片一方「使う責任」が始動する。

これまで辺境で埋もれてきた「作る責任」の蓄積は「使う責任」に呼応するに十分だ。

さあ、両輪が着実な回転を始める。

「いよいよ大手も動き出す!」

国土が狭く資源も乏しい、どの国よりも早く超高齢化社会を迎える我が国にこそ、世界でどこよりも早く残コン問題を解決する必然性がある。

ここからの拡大は広く地球規模で展開される。

ゼネコン主導「(仮称)残コン協議会」始まる。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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