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残コンとは #6 「残コンとは果たして何なのか?」

残コンとは #6 「残コンとは果たして何なのか?」

ここではあらためて19年向き合ってきた残コンという存在について解説したいとおもう。「残コンとは」。#6「残コンとは果たして何なのか?」。



残コンとは果たして何なのか?

#5(http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/_5.html)ではいよいよルール化のスタート地点に立ち、公的機関も含めた議論が進んでいく状況を紹介した。

さあ、そのルール。

一体、残コンとはどんな存在として定義づけられるべき性質のものなのか。



残コンは廃棄物なのか。

まず、「廃棄物ではない」を前提とする必要がある。

でなければ、現場で発生し場外に出すその行為は違法となってしまうからだ。

通常廃棄物を現場の外に出す場合、

・マニフェスト

が交付される。

実際の現場はどうかというと、そんなもん交付されていない。

また、運び出すその車両(生コン車、ポンプ車)には、

・産業廃棄物の収集運搬の許可

が必要とされるが、およその車両にはそんなものは付いていない。

現実運用面から見れば、残コンは廃棄物ではない。

もしこの点を論議することになるのであれば大変な混乱が産業を飲み込むことになるだろう。

それは誰にとっても避けたいところだ。

「廃棄物でなければ、じゃあ何?」の参考となる建設発生土。

残コン同様「現場で必ず発生する」兄貴的存在がある。

建設発生土、通称「残土」。

これは、廃棄物ではない。

そして、公的文書にはきちんとその文字は記載されている。

残土が長男とすれば、残コンは認知されていない隠し子みたいなもんか。

いずれも同じ現場から発生している。

兄貴は出来がいいからかなんなのか、建設発生土という 位置づけをきちんとえられ、それらが発生した場合の費用も積算資料に掲載されている。

「残土は金がかかるもの」

という公式の見解が示されているのだ。

一方、残コン。

「大変なことになりますよ」

とか言っちゃうからなのか、その存在を認識してもらえない。

絶対に発生する。

しかも、残コンには金がかかる。

それがわかっているのに、養育費は支払われない。

グレますよ、まじで、である。



例えば残土のような運用方法

発注機関から公示される入札案件。

その予算にあらかじめ残土のように「残コンの処理費用」を明示しておく。

そのためには価格調査機関(物価調査会、経済調査会など)は全ての地域で処分されてている実際の残コンの費用を明らかにしておく。


生コン生産量の2〜5%は残コンとなっている統計がある。

例えば、使用生コンの3%を残コン処理費用として予算化する。

残コンを発生させなかったゼネコンはその分いただき。

きちんと計算や管理ができず大量に余らせてしまった建設会社はその分自腹となる。

非常にフェアな仕組みだと思うがどうだろう?



いずれにせよ、ルール化がされれば残コンにはなんらかの格が与えられる。

一方では公平かもしれないが、もう一方では建設予算がこれまで以上に膨れることを意味する。

その「足が出る」部分をどのように工面するか。

#7では国にも、民間にも、誰にもしわ寄せないモデルが果たして成立するのかについて考察を進めたい。


(#7につづく)



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/10/15

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