【超音波】「超微粒子混和剤雰囲気で満たされるドラム内部」〜水を使わない生コン工場〜 pt.13

生コン車ドラム内部を超微粒子特殊化学混和剤雰囲気で満たす(循環させる)ことによって付着モルタルの水和反応が停止する。そのことはつまり、「水で洗う」が不要となる。
超微粒子化学混和剤雰囲気で満たす(循環させる)
荷下ろしが終わると運転者はブレードなど空気に触れやすい箇所の付着モルタルを水で洗浄するのが一般的。
超音波で特殊化学混和剤を超微粒子に改質させる。
概念図。特殊混和剤雰囲気が常にブレードやドラム内部を満たす(循環させrている)。そのため、混和剤の消費量も非常に少なく経済的。
付着モルタルの水和が停止する(=水で洗わない)。
荷下ろししたらいそいそとブレードを洗い始める。
日本中の建設現場で今日も見られる光景。
それが、消える。
布製のカバーでブレードなど空気に触れやすい箇所を覆う。
超微粒子特殊混和剤の雰囲気を保つ。
図のようにその空気を循環させる。
そのことで、付着モルタルの水和が停止する。
ブレードやホッパーを洗うことがなくなる。
そのことで、高所作業がなくなる。
水に濡れたステップの上(高所)での危険作業を避ける。
・脱危険作業
そして、作業そのものと合わせて工場での残水カットもなくなる。
・時短
残水はトロンメルで分級されフィルタープレスで圧搾されることでスラッジが発生する。
ドライウォッシュと併用する。
・スラッジ抑制
水で洗わないことは上記3点のメリットを生み出すことになる。
ステップから落下して怪我をした人を僕は知っている。
残水カットを含めると1度の配達で20分くらい消費している。
残水は地味に生コンスラッジ最大の発生要因。
8月7日残コンサミットに向けて実装が始まる。
当日、姿を現す。
生コン工場の未来予想図。
それは、水を洗わないというあり方。
貴重な水資源を汚染しないあり方。
いよいよ実現。
形にする。
宮本充也
2019/07/05