長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「どうしてそこまで残コンに拘るのか?」残コンステーション事業化ドキュメンタリー pt4(大里ブロック)

「どうしてそこまで残コンに拘るのか?」残コンステーション事業化ドキュメンタリー pt4(大里ブロック)

残コンの大半は生コンスラッジとなり最終処分場ならまだしも原料を採掘した穴の中に埋め立てられている。生コン産業は将来世代にツケを回している。残土(建設発生土)と違って明確な位置付けを付与されない残コンは100%再利用できる。大里ブロックとの共同。



毎日10m3程度の残コン由来の生コンクリートを出荷している

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大里ブロックで昨年からスタートした残コン再生の事業は順調に進捗し、全ての残コン(残水、洗浄水)は再利用可能な骨材として生成され、日々10m3近く市場に届けられているという。



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大里ブロックを始め前向きに行動する生コン工場との新しい夢。

それは、残コンを問題ではなくチャンスにするということ。


あれだけ苦しんでいた残コン周りを今や完全に再利用している。

まだ足りないこともある。


出口。

自社の残コンはたしかに解決した。

全ては再利用可能な原料に転換できる。

それらはなんとか出口を見出して自社の限られた顧客に

「2,000円安い生コン」

として届けられるようになった。

それでも現状は自社の残コンの出口を確保するのにいっぱいいっぱいだ。


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今後大里ブロックらとは残コンに関係するであろう各種機関を訪ねて「残コンを問題ではなくチャンスにする」事業の説明を行う。



他社の残コンの処理も請け負う。

今は自社の残コン処理の出口を確保するだけでいっぱいいっぱい。

でも、本当の理想は「みんなが困っている」残コンの処理を残コンステーション(大里ブロック)として請け負うこと。

近隣の生コン工場にとっても楽で安価に済むようにすること。

その構想を形にする上で必要不可欠な要素。


・残コンは廃棄物ではなく副産物としての明確な位置付け

・出口(残コン由来の生コンが規格化され建設工事での利用が促進されること)


の2つ。

これらが揃うことが理想。

そして、現実はまだどちらも揃っていない。

現実を知る。その上で理想と目標を失わない。


理想は残コンが環境を汚染するのではなく付加価値として市場に100%還元されること。


その理想に対して。

遠巻きに様子を見て動かないのではない。

他人の努力をしたり顔で批判するのではない。

自分の責任の範疇でできることを実行に移す。


僕たちはこうした志ある人たちとの連携をとおして必ずや理想を現実に形作りたいと思う。


将来世代にツケを回すのでは無い。

ただただ地球環境の汚染に目を背けるのではない。

今、僕たちの手で、残コンを問題ではなくチャンスにする。

完全クローズドループの生コン産業に先鞭をつける。

「どうしてそこまで残コンに拘るのか?」

これが、僕たちの答えだ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
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2019/05/21

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