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「いつまでフィルタープレスで苦しむの?|DM」

「いつまでフィルタープレスで苦しむの?|DM」

建設産業の「部屋の中の象」ともいうべき残コンスラッジ問題。生コンポータルではここ数日FAXDM配信を予定している。「いつまでフィルタープレスで苦しむの?」「いつまでポンプ返しを続けるの?」「いつまで残コン押し付けるの?」
http://www.nr-mix.co.jp/econ/



なんのためにそんなことをやってるんですか?

三重県のとある建設関係者からの電話。

ブログをはじめメルマガやらDMやらあらゆる手段で、

「残コンスラッジ」

を問題にし続けている生コンポータルのゴールを尋ねたいということだった。

「どうしてそんなこと聞きたいんですか?」

突然の電話だったので逆に質問したところ、

三重県内では残コンという問題が弱いもの弱いものにますます押し付けられる傾向にあり、

立場の弱いその建設会社さんは実に苦しんでいるということだった。

できればこれ以上残コンが問題になってほしくない。

そうこぼしていた。


「いつまでポンプ返しを続けるの?」

「いつまで残コン押し付けるの?」


この問いに対して怒りを覚えるだろうか?

「じゃあ、お前は残コンから逃げるのか?」

とでもいいたいのだろうか?

みんな苦労してるんだからお前も苦労しろ、とでも。



監督行政不在の問題「残コンスラッジ」

建設を指導する国土交通省の積算データの中に、

「残コン」

という文字はない。

確実に発生し確実に費用負担が起きている残コンに対する公式な見解が示されていない。

ないものとなっている。

これが現実。

「国交省さんの問題」

「地域によって見解がばらるく」

これが、環境省の現実。

残コンやスラッジの再生を謳う規格を用意するものの、

その運用は限定的でさらにはそれら製品は実際の建設現場では利用されづらい(中古品を嫌がる傾向)。

これが、経産省の取り組みの実態。

リードする存在がない中、

僕たち民間企業は右に左に翻弄され続けるわけだ。

ロシアンルーレットのように。

誰かが頭を撃ち抜かれて問題になるその日まで。

僕たちは恐る恐る日々を夢もなく過ごしていかなければならない。

そんなんでいいの?



目障りなDMかもしれない。つまり大切なこと

「どうせ商売だろ?」

「FAX用紙の無駄だから送ってくるな」

結構。

もっと怒ってくれ。

無視されるよりよほどまし。

何が問題かって、

本当は問題で苦しんでいるのにひっそりと何もないかのように振舞っていること。

無関心。

これが最もたちの悪い状況だ。

残コンスラッジのことを声高らかに主張する存在はうざいかもしれない。

「みんなわかっててやってるんだよ。黙れ」

そうかもしれない。

だから、やり続ける。


監督行政が不在なのだ。

誰もが羊のように押し黙っていつか誰かが撃ち抜かれるその日を怯えながら待っているのだ。

それなら、声高らかに主張したい。

残コンスラッジの問題はすでに解決できるんだって。

その解決策のおかげで多くの人が笑顔を取り戻しているんだと。


今日もGNN長野では残コンをテーマにしたプログラムが予定されている。

誰でもいい。

声をあげる人は1人でも多いほうがいい。

目を背けるのではなくて、

思い切り掴んでしまえ、その問題を。

そしたら意外とあっさり解決するのかもしれない。

逃げてても何も起こらない。


生コンでいいこと。

建設に従事している誇りを取り戻そう。



宮本充也


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※現場から持ち戻される残コンと、「残水」「洗い水」を重力とスリットだけで濾過した搾り残渣を混ぜて高分子・急結剤と一緒に攪拌。2日間のリードタイムで廃棄物は製品に生まれ変わる

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/06/09

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