長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「いつまでポンプ返し続けるの?|DM」

「いつまでポンプ返し続けるの?|DM」

残コンが元で発生する作業「ポンプ返し」は実は誰も好き好んでやってるわけじゃない。やらなくてもいいならやらないに越したことない。「知られてないだけ」で実はやらなくてもいい方法論は開発されている



全国共通アンコンプライアンス

堂々とやっているところがなかなか滑稽である。

一旦荷下ろしされた生コン(流動体)は大量の洗浄水とともに液状化する。

小規模な現場であるほどそれを処理するスペース確保は困難。

で、ポンプ返し。

現場で薄く広げておいて翌日破砕したとしても、

労務(てま)と廃棄(コスト)がかかる。

余計な時間もかかる。

で、ポンプ返し。

ポンプ業者としてホッパーないと配管内を綺麗さっぱり洗浄できれば、

その排出先が生コン車だろうと現場の穴ぼこだろうと関係ない。

生コン工場としてはできればそんなもの押し付けられたくはない。

元請け、圧送業、生コン、それぞれにそれぞれの思惑がある。

互いに意見を出し合って建設的な議論をすればいいはずなのに、

思っていることを口に出さずに「仕方ない」と呪いの呪文でものごとを済ませる。

これが日本全国でまかり通っているアンコンプライアンスの実態。



解決策の実験が行われている

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※瞬間的に吸水する性質を持つセルロース粉でその場で固体化されたポンプ返しされる汚泥(残コン)


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※ぬかるみの上に撒かれる。「自ら利用」として残コンに新たな役割が付される


その汚泥状の残コンは固まるまで待つ必要がない。

セルロース粉で瞬時に固化(砕石化)される。

翌日まで待って砕くのではない。

その砕いたガラを廃棄物として捨てるのでもない。

その場で現場の必需品「砕石」としての利用が期待できる。


建設現場は「厄介者」残コンを人に押し付けることなく砕石として利用できる。

圧送業は「厄介者」残コンを元請け、生コン双方に押し付けるのではない。

生コンは「厄介者」残コンを背負わされ、法律違反をしてまで工場に戻る必要がない。



知られていないこと自体が罪

以前の考え方は逆だった。

「工夫すればこうした技術はあるし見つけられるのに見つける努力をしないのは罪だ」

そんなふうに。

ただ、継続して事業をしてみるとわかることが、

「知られる努力を怠っている僕たちに責任がある」

ということ。

元請けも、圧送業も、生コンも、それぞれの仕事(事業)に一所懸命で、

それ以外の瑣末な話に割いている時間的ゆとりはないのだと。

究極、知らせていないほうが100%負けなんだと。


知らせる(伝える)

という行為は時に煙たがられる。

その感情をもろに爆発されるのをみるとこちらも凹む。

「その人の苦労を取り払うために」

こちらの善意は怒りで迎えられる。

情報発信をやっている人ならわかるがこれはなかなか試練だ。

それでも、最近わかったことがある。

無関心ほど酷い現象はない。

煙たがられても、

歓迎されても、

非難されてもいい。

無視されること以上に害悪はない、と。


そんな思いで生コンポータルは今後DMによる案内配信を強化する。


「いつまでポンプ返しつづけるの?」


反感を買うなら、さらにやる。

感情を動かすということはつまり意義があるということだからだ。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/06/09

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