長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

【京都】「これは一石五鳥やなあ」京都福田オペレーターの本音と残コンステーションの野望

【京都】「これは一石五鳥やなあ」京都福田オペレーターの本音と残コンステーションの野望

新京都生コン、宝ヶ池建材、そして、京都福田。残コンステーションは京都地区で破竹の勢いを見せる。老舗、京都福田。その実力、いよいよ正体を現す。



老舗京都福田残コンに寄せる本気の野望

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昨日(2019/06/11)京都福田に新設された残コンステーションでの改質実験が開催された。


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長岡さくら工場や宝ヶ池建材に設置されている残コンステーションを参考に新設された見事な施設。


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残コン投入開始。前日の雨で溜まった水もろともの改質実験。改質数量は1.5m3。「大丈夫かいな?」立ち会った者は皆そう思っていた。


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高分子と急結材を投入しいよいよ攪拌開始。相当しゃびしゃび「大丈夫かいな」。不安は拭えない。


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ご安心を。10分も攪拌していればこの通りあれだけあった水分はどこかに飛んで砕石状に変化する。この状態であれば翌日は固化することはなく、扱いも楽。



「これは一石五鳥やなあ」オペレーターの本音。

通常、人は変わりたくない。

それは、現場、ラストマイルを担当している人である程本音。

これまでやってきた習慣。

フィルタープレスとトロンメル。

そして、翌日の薄く広げたコンガラ破砕。

それにどれだけ残業をしていたとしても。

近隣から騒音の苦情をもらっていたとしても。

人とはそういうものだ。

一旦慣れ親しんでしまった習慣がいかに組織を蝕んでいたとしても。

タバコや飲酒を容易にやめられないのと同じだ。

きっと、京都福田の皆さんの心中も同じだろう。

そして、その予想は見事に裏切られた。

完璧に設えられている残コンステーション。

全員が非常に前向きに説明に耳を傾ける。

全部で20分程度のデモと説明の最後にオペレーターの方がこぼした。

「これは一石五鳥やなあ」

そして、こうもこぼした。

「これじゃ、残業代稼ぎができないw」

そう、

これまで苦しんできた、

・トロンメル

・フィルタープレス

の度重なる故障による残業。

・部品の交換に関わる作業

・部品の交換にかかわるコスト

さらには、

・生コンスラッジの廃棄コスト

これら、5つの苦しみから解放されることを意味していた。



老舗京都福田の野望。

だけで終わらせない。

同社は生コン事業のほかに、残土受け入れを業としている。

受け入れのノウハウは持っている。

そして、今後始まるNEXCOのビッグプロジェクト。

周辺で発生する大規模な生コン需要。

それは、大量に発生する残コンを意味している。

その受け入れ。

残コンステーションの拡充。

さらには、都市部における残コンステーション構想。

京都中の残コンを一手に引き受ける。

全てをあらためて市場に還元する。

生コンスラッジが消える。

全ての工場から残業や残コンが消える。

笑顔が生まれる。

そんな、巨大な構想。


その第一歩が踏み出された。


ご当地では青年部が一新する予定だという。

若き生コンパーソンがいよいよ京都を生コン環境先進都市に変える。

その兆しは京都のそこかしこに見ることができる。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/06/12

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