長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

【MAPEI】【HOLCIM】残コンは水を使わずただちに乾いた砂と砂利に還元される【ミラノ】

【MAPEI】【HOLCIM】残コンは水を使わずただちに乾いた砂と砂利に還元される【ミラノ】

残コンは構内で固めておいて翌日破砕があたりまえ?イタリアミラノのHOLCIMの工場では戻ってきた残コンは直ちに「水を使わずに」砂と砂利に分級されて再利用されている。



残コンは即座に砂と砂利に還元される

ミラノHOLCIMの工場に戻ってきた残コンは特注の強制2軸ミキサーに投入される。



水もトロンメルもないのに砂利と砂に分級される技術。

逆転の発想で考えてみたい。

水とトロンメルを使うから生コンスラッジが発生する。

機械(フィルタープレス)が故障する。

多くの人の貴重な時間が奪われる。

生コンスラッジの捨て場所が少なくなっていく。

廃棄コストが急騰する。

生コン工場の経営を逼迫する。

という負の連鎖。

水で洗ってトロンメルで回収するから。

といって間違いない。



【MAPEI】【HOLCIM】世界企業同士のプロジェクト

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ミラノHOLCIMの生コン工場にには乾式分級システム(仮称)のパイロットプラントが実装されている。


1バッチ1000kgの残コンを処理。

今後パイロットプラントの実装実験経過を確認し、実用化(大規模化)を年内に予定している。

世界中で総生産量の2〜5%と言われる残コン。

100億m3で考えると、2〜5億m3の残コン。

そのほとんどは水とトロンメルで回収され最終的には埋め立て処分されているという現実。


MAPEIとHOLCIMのアプローチは高分子と急結材で洗う。

水を使わないから生コンスラッジが出ない。

もうこれ以上地球を汚さなくて済む。

完全に再利用を期待する。



あらゆる分野で取りざたされる完全クローズドループへ。

ちっぽけな島国の山奥の生コン工場には無理だと思う。

夢の、生コン完全クローズドループ。

でも、生コンをテーマに選んだ一生というタームで考えると挑戦してみたくなる。

国内外枠組み・垣根を超えた連携の先にはもしかしたらそんな夢が見られるのかもしれない。


島国の有機的で目的志向型なネットワークが生み出した国内外の生コンアライアンス。

そこにはMAPEIだってHOLCIMだって含まれる。

アイディアと行動さえあれば誰にもなににも制約を受けない。

動いちゃえ。

やっちゃえ。

後で考えろ。


自分が想定していたちっぽけなボーダーを軽々と超えて。

今連携は不可能を現実にしようとしている。

生コンでいいこと。



宮本充也 

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/04/12

残コン(生コンのゴミ)再生「ECON/IWA」
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