長岡生コンクリート
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【国交省】「年末NETIS登録の見通し!」セルドロン、現場残コン

【国交省】「年末NETIS登録の見通し!」セルドロン、現場残コン

環境省ため池の法令化に続きセルドロン関連の嬉しいニュース「年末NETIS登録の見通し!」は政府の公の文書に正式に「残コン」という文字が記載されることになる。その意味するところとは。



NETISに残コンという文字が記載されることの意味

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現場で発生する残コン(比較的少量)は瞬間吸水材セルドロンで再生材(路盤他)に改質される。
http://www.gpgp.tokyo/celldoron.html



セルドロンのNETIS登録の意義。

国交省の新技術登録制度。

NETIS。

政府が発注するインフラ建設工事に用いられやすくなる制度。

多くのメーカーがこのNETIS登録を志向している。

そして、この度グロースパートナーズのセルドロンが年末NETIS登録の見通しとなった。

僕にとってとても感慨深い事件だ。

なぜか?

国交省は意図せずこの「残コン」を認識してこなかったからだ。

国交省にとって「残コンはないもの」という認識を貫いてきた。

それには色々な理由があり、国交省だけの責任を取り沙汰す種類のものではない。

結果的に残コンの責任の所在は宙に浮く。

あるはずの「残コン」が公にはないものとなっている。

このねじれ現象に民間のパワーバランスの弱い所、つまり生コン(あるいは圧送業)にしわ寄せが生まれていたのだ。

ないもの、つまり、予算がつかない。

だから、金は払えない。

それが、元請の姿勢だ。

これも糾弾すべき性質のものではない。

この問題には犯人がいないのだ。

残コンと本気で向き合おうとする人がいなかった。

その現実が犯人と言っていい。

その意味で、セルドロンをはじめとする残コン技術群がNETIS登録という間接的な形で国土交通省の公式な文書に記載されることの意義は大きい。



次は、用途開発。

国交省が認識するところとなれば、今度は再生した後の議論。

出口論、つまり用途開発。


民間では残コンに関わる多くの技術開発が生まれている。

(残コンまとめ:http://www.nr-mix.co.jp/econ/

それら多くは民間企業の自助努力のみによって普及活動がなされている。

それらに光が当たらない理由は公的な認知の希薄さにあると言っていい。

環境省のため池に関する法令整備(http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_418.html)の事例のように、

・民間の技術革新

・行政の後押し

この両輪が回らなければ、環境技術のスケールは難しいのも現実。

これも日ごろの地道な活動の先にしか光はない。



今回のNETIS登録に携わったグロースパートナーズならびに関係諸氏の努力を賞賛したい。

残コンから目を背け行動に移さないむきばかりの建設にあって、果敢に挑戦する一部の少数の人たち。

少数だからと言って馬鹿にしてはいけない。

革命やイノベーション、常識を変えるという行為。

歴史を振り返ってみればそうしたほんの一部の少数の人たちが起こしてきたのもまた事実なのだ。

僕もそのうちの1人として引き続き努力を惜しまない覚悟だ。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/10/09

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