長岡生コンクリート
残コン技術フォーラム
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「ルールはルールです」 残コン・技術・フォーラム

「ルールはルールです」 残コン・技術・フォーラム

過積載と残コンはとても似ているものだと思う。

10年以上前にWA-21(レミックマルハチ)に出会い、

7年前にRe-con ZERO(MAPEI)に出会い、

ここ最近では残コンフェス全国ツアーなんかをやっていて、

特に強く思うことがある。


僕の残コンとの出会いは2011年だから16年前にさかのぼる。

非常に深い問題意識を持った。

実に深いものだった。

夕方出荷が終わりかけのころ無線で、

「3台まるまる余ったよ」

なんて連絡が入る。

当時5㎥積んでただろうか。

15㎥の生コンクリートが戻ってくるのだ。

それは残業を意味する。


近場で土間コンを整備したいという運輸会社の駐車場スペースを抑えておいて、

そこに会社の従業員のみんなと一斉に出向く。

戻ってきた3台の生コンはそのスペースに打設される。

もちろん、仕上げをしないと叱られるため、打設後仕上げをする。

この作業に一体どれだけ手間と時間がかかるか。

作業人員と会社で待機している人を数えれば10名。

生コン15㎥の打設におよそ2時間はかかる。

そして帰ってからも車両の洗浄という作業が待っている。

すべてが終わって夜9時なんてことざらにあった。


また、仮にこのような残コンの受け入れ先を確保していなければ、

それら残コンはコンガラとして廃棄処分され、

㎥あたりいくらか請求されてしまうゴミとなる。

時間も手間もお金に計算できる好例、残コン。


問題意識を持ち、

いくつかのソリューションを検討していく。

おかげで当社は完全に残コン問題から解放されたが、

業界を見渡すとようやっと残コンへの問題意識が拡大しているようだ。

抜本的な残コンソリューションが見いだされない中、

残コンの費用負担のみが高騰を続ける。

捨てられればまだしも、

「生コン受け入れ拒否」

「スラッジ受け入れ拒否」

なんて看板も徐々に増えているようだ。


一方過積載に対しての社会的意識も変化している。

以前は坂道を30tオーバーで走った

なんて話も聞いたことがある。

コンプライアンスという言葉が独り歩きしている。

そして、残コンだってコンプライアンスと非常に深い因果関係のあるもの。


戻ってきた残コン(一切手つかず)を、

そのまま次のお客さんに販売しちゃった。

そんなことだってまかり通っていた時期もある。

原価0だから恐ろしくもうかる。

限界利益率100%ってやつだ。

一切手つかずの残コンならまだしも、

普通に使用して普通に余って、

1時間半以上経過した残コンだって、

そんな用途に使われることもあったようだ。

限界利益率100%

その利益を社員と会社が半分ずつ手にして、

「従業員も共犯」

なんて本当か嘘かそんなことまでやっている会社もあったと聞く。


ルールはルールである。

チャギントンというアニメの主題歌で、

「ルールはルールです♪」

という科白がある。


ルールは、ルールなのだ。


ボクシングの試合で足を使っちゃいかん。


それと同じことだ。


ルールに忠実に、

イノベーションを起こそうとして、

途轍もない費用を負担して挑戦している人たち。

そんな人たちがいる。


ルールをまるで無視して、

未だにアンコンプライアンス万歳なんて人たちが仮にいたとして、

その人たちがうまくいき、

挑戦する人たちが散っていく。

そんなことがあり得るはずがない。

それを実証するために。

僕たちは残コン技術フォーラムの活動をしている。


「子供たちに誇れる仕事を」


残コンを誰かに押し付けてはならない。

きちんと見据えなくてはならない。


宮本充也

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