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「ヘドロをコンガラと言い張って」?|残コン・スラッジを考える

「ヘドロをコンガラと言い張って」?|残コン・スラッジを考える

生コン屋と切っても切り離せない問題、『残コン』『スラッジ』
「コンクリートで不幸になる人を0にする」ため
日々思考を続けている。

「このまま水と混じっても大丈夫なの?」


残コン技術フォーラムにてデモンストレーションをご覧になった方々に
よく聞かれるのがこの質問だ。


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ドラム改質直後の残コン


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セルドロンRe-con zero(IWAシステム)』を使用して改質された残コン


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さっきまで残コンだったそれを真ん中に眺めながら

「これ、雨で濡れても大丈夫?」

実はよくある質問なんです。


確かに、もしここに、この残コンの量と同じくらいの水が一気に降ってきて、
その状態でバックホウとかを使ってかき混ぜたとしたら、

「そりゃ、生コンに戻る」

だけど現実的にそんなことは起こりえない。


例えばR2なんかでもそうだけど

「ホッパーを洗う水によって、いったん砕石状になった残コンが戻らないの?」

これもよくある質問だ。


IWAシステムをはじめ、
多くの残コン処理に利用されている『高分子』
フロック化現象を引き起こすことが知られている。

『凝集効果』ともいう。

実際やってみて分かるんだけれど、
高分子で改質された後に水洗いをするとその水は濁っていないことが分かる。
これを『フロック化』という。

つまり水と固形分が完全分離をする効果。


この効果のおかげでその後にいくら水が降ってきたとしても、
その水と一緒になることがない

だから、残コンに戻らない。

残コンの本質とはなんだろう?

残コンについてもう少し深く考えてみる。
残コン問題の本質はなんだろう?

それはスラッジだと思う。
スラッジが一番困る

じゃあこのスラッジをいかにするか?

今はコンガラに少しずつ混ぜてごまかせている。

処理業者さんの年々厳しくなるチェックの目を盗むように
そのヘドロを、「コンガラと言い張って」処理してもらっている。

いつまで続くだろう?


例えば『トロンメル』など分級機を使わずスリット水槽などで水を絞って
翌日まだセメント活性が残っている状態で、そこに微量のセメントを足し
ごく微量の水を与えてやって
再攪拌。
最終的にIWAシステム(Re-con zero)

こんな方法ならスラッジが発生しないのではないか?

そんなことを考えていたりもする。

firuta.jpg※スリット水槽で残水や洗い水の清水を絞っている様子

...少し論旨が広がりすぎてしまった。

とにかく残コンに関しては、
日々いろんな人がいろんな知恵と工夫を持ち寄って
だんだんといい解決策が出来上がりつつある。

これからも思考を止める事なく、進んでいきたい。

「生コンでいいこと」を目指して。


宮本充也
(2018年7月18日 三浦 編集)

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2017/11/05

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残コン(生コンのゴミ)再生「ECON/IWA」
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