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「僕たちは法律を犯しています」

「僕たちは法律を犯しています」

※クローズドで開催した残コン技術フォーラム in 大阪(29回)


「僕たちは法律を犯しています」

堂々と宣言していいものだと思う。

恐れる必要はない。

法律とは国がリードして僕たち民間人のために制定するものだ。

その法律を守っていない。

僕達が悪いからか?

そうではない。

実態を反映していないルールが敷かれ、

さもそのルールを守っているかのようにふるまい、

嘘が次の嘘を呼び、

監督官庁の縦割りは2本3本と重なり、

責任の所在はたらいまわしにされ、

省庁間のつまらない駆け引きに翻弄され、

本来の姿がぼけてしまった残コンにかかわる監督行政。


「僕たちは法を犯しています」

そもそも余った残コンは所有権移転しているわけだから、

場外搬出のためには収集運搬の資格とマニュフェストが必要。

中間処理の資格を取って有償にしようとしたところで、

「お前のところだけ有償なのか?ならば出入り禁止だ」

厳しい鉄槌が民間企業同士のパワーバランスには発生する。

そんな中コンプライアンスなどバカバカしい。

みんな、法律犯しています。

堂々とそう言わせてもらいたい。


持ち戻されるその「残コン」を帰り道の繁華街に廃棄したらどうなるだろうか。

残コンとは言え生コンクリート。

次第にその大量の流動体は岩のように硬化する。

まるでテロみたいな惨事となるだろう。

その残コンの所有者はもちろんゼネコンだ。

ゼネコンが不法投棄したってことになる。

もし僕達がこんな事したら、

「お前のところは出入り禁止だ」

では済まされない。

なあ?

そうだろう?


「これ、廃棄物ですよね?我々が持って帰るべきものじゃないよね?」

ある人が保健所にそう主張したそうだ。

「以前からそのような習慣があったわけですよね?」

つまり、法律不遡及の原則をかざしその責任を回避しようとする。

生コン工場の敷地内に堆く積層しているスラッジ残渣物。

一方保健所はその衛生面での管理方法を指摘し、

「早く撤去するように」

そう指導をする。

いやいや、このスラッジ、そもそも誰のものですか?

ルールを決めない国のもの、つまり、あんたのものではないのですか?

「いえ、これは国交省さんのものでしょ」

と、こうなる。


僕達生コン工場または圧送業やはその残コンを処理するのに、

血を流している。

負担を強いられている。

どこにも経費項目に、

「残コン処理費用」

なんて書かれていない。

まるで、

「お前たち弱いものがその負担をするのが市場原理主義の原則だ」

といわれているかのように、

僕達弱者はその残コンの負担を寄せられている。

誰もが見て見ぬふりをしている。

どこにも当事者がいない。


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※クローズドで開催されたフォーラムだったため議論は白熱した。


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※いよいよ来週(11月18日)この漢、栗延主査(大阪兵庫工組回収骨材WG)の鉄槌は下される、「生コンは人を守る」(生コン4団体共催プログラム)


その都度その都度見解を変える。

馬鹿にするな。

こんなことを書くと見せしめに立ち入りに来るのか?

そんな腐った行政ではないだろう?

自分の時代に大きな変化をしたくない。

責任問題はできるだけ先送りしたい。


残コン

この問題に関してはそんな役人根性は許されない。

僕たちは末端であえいでいる。

本来自分のものではない負の遺産に無駄にさいなまれている。

そもそも自分のものではないことすらも忘れてしまっている。

まるで羊のようだ。


次回東京「生コンは人を守る」のBホールで開催されるフォーラムで、

いよいよ30回を迎える。

残り17地区だ。

全国津々浦々の残コンとそこにいる人に出会い、

だんだんと残コン問題の本質が見えてきた。

残コン。

まるで認知されていな子供の様な存在。

僕たち生コン業が本来の誇りを持てるものづくりの担い手であり続けるために。

逃げてはならない闘いが始まる。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2017/11/11

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