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「ないな、この業界。」 残コン・長崎・見学会

「ないな、この業界。」 残コン・長崎・見学会

ないな、これ。

17年前のある日の夕方。

「打設終了、3台余ったよ」

無線が響く。

ドライバーのため息や、

道具を持ち運ぶ音が入り混じる。

時間は4時。

すべてが終わって帰宅したのは9時だった。

これが残コンの現実だった。


生コンてのはそういうもんだ。

昔職方にスコップやものを投げつけられたことや、

徹夜で作業を敢行したなんてことを語るのは悪くない。

残コンにならぶ、「はつり」という作業もそうだけど、

どれほど僕たちがこれまでの生コンにノスタルジーを寄せても、

現代を生きる若者や女性が僕たちの現実を見たらどう思うか。

「ないな、この業界」

変われない僕たちはいつまでも選ばれることはないだろう。

変わることには痛みを伴う。

勇気が必要だ。

でなければ少しずつ少しずつ。

僕たちの果たす役割は削られ細っていく。


※毎度ご協力ありがとうございます。


これからも続ける?

危険を顧みないポンプ返しという重労働。

誰も喜ばない残コン処理という仕事。

高強度の残コンが戻ってきたら翌日が休みでも朝出勤。

スラッジの山の陰でせっせと残コンを砕く。

誰にも「ありがとう」なんていってもらえない。


3Kはイメージだけ

本当にそう言える?

事実、確かに機械化が進んで、女性の活躍できるフィールドが増えている。

だけど、誰かにしわ寄せしてないですか?

目を背けている現実がある。


長崎で32回を数える残コン技術フォーラム。

地元長崎生コンさんのご協力を得て開催を果たした。

(プラントメーカーNIKKO社協賛)

今回も長崎独特の残コンに関する習慣を知ることができた。


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※モレステ配管バージョン。地元長玄産業さんご協力ありがとうございました。


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※神様シリーズ。残コンの神様(後光がさしている)


地元保健所の見解

鞭で非力な僕たちは得も言われぬ不安を抱えている。

ある日僕たちのやっていることがダメになったら。

今僕たちは何をしているか?

ヘドロ(スラッジ)を天日干しにかけて少しでも乾かす。それをコンガラと混ぜて「コンガラ」と言い切って廃棄物処理業者に処理を委託している。でもある日その行為が、「ヘドロ」と認定されたら、僕たちはどうなってしまうのか?処理費用は倍じゃきかない。それはすなわち経営の圧迫を意味する


僕たちはわかっているのに、

これまでの習慣を変えようとしない。

いや、変えることができない。

僕たちが非力だから?

そうかもしれない。

だけど、それだけではない。

残コンというテーマで交流したり、

議論したりする場所がこれまでになかったから。

僕はこれが一番大きな原因だと思う。


残コン技術フォーラム

次回は福井で33回目だ。

47都道府県で1,000人の来場を見込んでいる。

1,000人が共感する「残コン」という問題。

一歩は小さいけれど、

僕たちの歩みの向こう側には、

多くの人たちのハッピーがあることがわかっている。

残コン技術フォーラムの歩みは止まらない。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2017/12/05

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