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「そんな残コンもあるんだ」 京都・残コン

「そんな残コンもあるんだ」 京都・残コン

僕の工場は小口をたくさん積み重ねる業態。

地方の専業工場と呼ばれる生コン工場によくあるパターン。

公共案件よりもどちらかといえば、

民間の小規模な工事に生コンを収める。

一方、公共物件ばかりに生コンを収める工場の在り方もある。

1日に2~3現場しかなくて、

それぞれが、少なくても数十、

100㎥以上の生コンが納入される現場。

僕の工場にはあまりなじみがなかったのだけれど、

京都の宇治川生コンさんに教えてもらった。

「そんな残コンもあるんだ」

改めて残コンは奥が深い。


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※高速攪拌を2~3分の後排出された残コン(シンガポール)


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※排出後ドラム内部の様子


その現場では特殊な生コンが1打設に100㎥以上利用される。

かなり品質管理が厳しいそうで、

到着した生コンの品質が少しでも外れていると、

「お持ち帰り」

といって納品されることもなく満載で工場に戻ってくるのだそうだ。

このお持ち帰り生コン。

生コン車いっぱい夢いっぱい詰まって戻ってくる。

これが狂気の沙汰だという。

生コン工場の関係者としてよくわかる。

天然の骨材を使っていたり気象条件もまちまちだから、

ぴたっと品質を合わせることはそうたやすいことではない。

手塩にかけて送り出した生コンが満載で戻ってくる。

「よく戻ってきた!」

戦場に赴いた息子を迎える父親の気分だろうか。

冗談はさておき宇治川生コンさんではその残コンに苦しんでいたそうだ。


宇治川生コンさんとはもうずいぶん前から知り合いだったけど、

先日京都で開催された残コン技術フォーラムを機に残コン技術を知ることになった。

その大量に戻ってきた残コンに適用することになった。

そして、

「いいかんじ」

ということで導入を本格的に検討したいというご連絡があった。


残コンに困っている度合いもいろいろだろう。

もう、骨の髄から根本的に困ってます、って工場もあれば、

いや、翌日が休みとかの夕方に大量に余ってくるのだけは困るよね、

みたいな残コン困り度合い初級者みたいな工場まで、

残コンにもいろいろある。

そのいろいろある残コンに対して解決できるようにする。

間口を広げて残コンの全てを把握する。

今回の宇治川生コンさんではちょっと大切なことを知らされた。


比較的メンテナンスがきちんとされた工場。

ドラムの中のコンクリート付着も最低限に抑えられていて、

運転手さんも常に車のことをきれいに管理している。

そんな工場ならきっと残コンソリューションは役に立つ。

夕方大量に余ってきて、

工場に広げて翌日砕いているような工場だったら。

きっとこの価値は届く。

宇治川生コンさんの事例報告。


コンクリートで不幸になる人を0に


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/01/27

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