長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「熱い、さすがは岩手の生コン!」 見学会・残コン

「熱い、さすがは岩手の生コン!」 見学会・残コン

破顔一笑


いやはや、

さすがの僕も多少緊張した。

「おまえ、馬鹿にしてるのか?!」

と怒鳴られて帰ってしまったりしたらどうしよう?

なにせ、岩手である。

前全生連会長のおひざ元である。

生コンの象徴的な地域なのだ。

生コンのカリスマがいる街。

声が震えた。

足も震えた。

言うか言うまいか直前まで呻吟した。


「ご唱和ください。残コンニチハ」

岩手県生コンクリート工業組合の事務局長様の相好が崩れた。

素敵な素顔を垣間見ることができた。

これで僕の仕事は99%終わったと思った。

ありがとう、岩手。

ありがとう、盛岡。

マイナス8度、

最高気温もマイナス2度。

気づいたことがある。

凍結もとことん凍結すると逆に滑らない。

本州で最も気温の低い県庁所在地。

岩手の生コンの強さはきっとそんな気象条件が醸成したのかもしれない。

冗談はさておきそんな岩手県盛岡市で残コン技術フォーラムは開催された。


・ゼネコン

・生コン

・圧送

3者が同じテーブルにつかなければ残コンは解決しない。

小人数ではあったけれど、

ゼネコン、生コン、圧送からそれぞれご来場いただき、

忌憚のない意見交換ができたと思う。

(今回は地元建設業刈谷建設(上野部長)との共催)


実際のお金のやり取りをしている間柄

距離が近ければ近いほど話題に出しづらいという理屈はわかる。

「この残コン、もともとあなたのものですよね?生コン会社や圧送会社が持ち帰る所以はありませんよね?ここに置いていきますよ?いいですか?」

こんなことを実際に圧送会社や生コン会社が言い出したら、

秩序ぶちこわれる。

僕達残コン技術フォーラムは決してそんなことを望まない。

残コンを取り巻く破たんしている現状に、

秩序を創り出す。

秩序とはルール。

残コンは残念ながらルールの外、

部屋の中の象として臭いものには蓋の扱いを受けている。

見て見ぬふり。

資本主義をいいことに、

弱いところにしわ寄せて知らんぷり。


さすがは岩手。

力強い。

現状をしっかりと受け止める。

山となったスラッジ。

その定義いかんによってはその不良資産としてのマイナス価値は1桁変わる。

その現実を直視して、

現在できることを考えて実行する。

そんな姿勢をご来場の生コン関係者からは感じた。


圧送業からも声があった。

生コン、ゼネコン、圧送が三位一体になって技術革新を討議する場所がなかった。

そのため残コンにかかわる施策もぶつぎりの単発だけで終始する。

継続的な活動たりえない。


建設業。

あらかじめあきらめてしまうのではなく、

共同して設計段階から残コンに関する費用をきちんと確保する。

その予算を原資として残コン処理にかかわる各種技術を採用する。

解決する。


気温はめっちゃさむかった。

伊豆育ちの僕には文字通り骨身にこたえた。

ただ、議論は真逆。

1時間ほどの熱き議論。

質問も絶えない。

一方的ではない。

みんなで意見を出し合う。

その場にはシナジーが生み出されていた。

熱い、さすがは岩手の生コン!


少しずつ残コンを取り巻く景色が変わろうとしている。


みんなが少しだけ残コンのことを考える。


少しずつ失われた栄光が僕たち産業に戻ってくる。


明るい生コンそして建設産業に向けて一歩踏み出すことが重要だと思った。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/02/14

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