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「残コン貯金」 スラッジ

「残コン貯金」 スラッジ

社員旅行と残コン・スラッジ。

その関係性を想像する人は多くないだろう。


生コン工場は残コンに困ってはいない。

残コンはコンクリート。

究極それらはコンクリートガラとして処分しても、

処理費用は知れている。

せいぜい処理業者の手によって破砕され、

RC砕石として第二の用途に就くことになる。

出口がきちんと確保されているから、

生コン工場の財布の負担も限定的になっている。

一番困るのは、

スラッジ

生コンを洗浄した大量の水を含むスラリー状のスラッジ水。

セメント粒子に嫌という程水が供給され続けるため、

水和反応をさせられ続けたセメント粒子。

最終的には<C-S-H>の根っこは失われ、

強度を発現しないぬかるみ状の物質になる。

これの処分代はコンクリートガラの10倍。

理由は、出口がないから。

埋め立てる他手立てがないから。

協立生コンさんではこのスラッジを、

月にダンプ1台または2台廃棄している。

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※長野のマル吉横川セメント御一行様との合同視察


長岡生コンで実装されているシステム。

4層式残コン・スラッジ処理システム

http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/4.html

シックナーやフィルタープレスの設備更新を目前に控え、

参考として訪れる生コン関係者は多い。

単純に言えば、

スラッジが水和反応をし尽くしてしまう前(材令1日から2日まで)に勝負をつける

その時期ならまだ成分は生コンと変わらない。

絞り残渣→スリットを用いて水を一昼夜かけて除去したスラッジ

これを当日の残コンと混ぜて攪拌し乾燥させ採石状の材料を作る。

(高分子他を用いることで乾燥を促進させる仕組み)


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※見学後担当者の長谷川さんよりコメントをいただく。


「昨日、今日いろいろ勉強になりました!頑張って月曜日からヘドロと向き合っていきます!」


ヘドロと向き合っていきます!

いい言葉だ。

ほとんどの生コン実務者はヘドロと向き合っていない。

まあ、今はまだ大丈夫だろう。

いつか必ず訪れるヘドロに対しての行政の厳しい指導。

けれど今はまだ大丈夫。

他も変化していない。

だからうちも変化しなくてもいい。

ヘドロ(スラッジ)見て見ぬ振りをしよう。


協立生コンさんは経営者も実務者もスラッジと向き合っている。

どちらか一方でもかけてはダメ。

「残コン貯金をやろう」

普段かかっていた処理コストがかからなくなったら。

それを貯めておいて社員旅行しよう。

なんて、夢のある話だ。

経営者も実務者もベクトルを合わせて仕事をすることができる。

どこかのだめな経営者のように、

会社が儲かったらすぐに私服を肥やしちゃうような。

そんな姿勢ではない。

もっとも印象に残った西出社長の姿勢は、

常に社員の方を「さん」付けで呼んでいること。

自分よりも年若の社員の方に対してもとても丁寧。

謙虚に接しておられた。


きっとこの会社はスラッジを打破することだろう。

チームワークがあった。

会社の目的ってここにあるんだな。

改めて協立生コンの皆さんと1日を過ごして感じたこと。

スラッジを始めありとあらゆる問題は結局社員の協力なしでは解決されない。

協立生コン。

協力で成り立つ生コン。

今後の協立生コンさんの成長に寄り添っていきたいと思った。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/03/11

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残コン(生コンのゴミ)再生「ECON/IWA」
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