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「三重県|排出時に所有権移転」

「三重県|排出時に所有権移転」

排出時に所有権移転


思い切ったものだ。

廃棄物行政はその判断が各県に委ねられている。

そのせいでなかなか全国的な技術革新や法整備がされなかった、

残コンおよびスラッジの問題

三重県の生コン工業組合の働きかけにより、

三重県が重要な判断を下すことになった。


排出時に所有権移転。

つまり、

残コン

・ポンプ車に残る残コンや汚泥

・筒先から排出された先行モルタル

この2点が建設汚泥扱いになるという。

つまり、許可を持たない生コン工場はその生コン車で持ち帰ることができなくなる。

建設会社が責任を持ってこの処理に当たることを義務付けられる。

現地は混乱の中にあるという。


前始末という言葉がある。

想定される懸念事項に対してそれが顕在化する前に対応しておくこと。

今回の三重県の様子を遠くから眺めていて、

その混乱ぶりを聞くにつけ、

僕は正直笑ってしまっている。

まるで水をかけられて混乱するアリの行列のようだ。

これまで散々残コン問題を唱えてきた立場からすると、

滑稽にうつるのだ。


今更ながら慌てて動き始める。


僕はもうある意味覚悟が決まっている。

ビジネスを超越した何かすごい大きな存在が僕を後押ししている実感がある。

水が高いところから低いところに流れるように。

僕がテーマにしている残コンという問題は、

もはや誰もが無視できない存在になりつつある。

誰がどんな意見をもっていようといまいと、

このテーマは大きくなる。

日本の生コン建設産業を飲み込む。

誰も無視できない。

その残コンに僕は身命を捧げ続けてきた。

当たり前のことだが何が起きても何も動じない。

これまでの経験をもとにさらに加速して残コン解決の道を走り続けるだけだ。


金儲けに奔走しているこものたちもいるようだ。

市場が熱し初めてうようよ集まってくる蛆虫のような存在。


生コン産業が再び成長カーブを望むために、

絶対不可避なテーマ、残コン。

目の前の姑息な金儲けの手段に奔走する。

そんなことをしていたら短い人生あっという間に終わってしまうことだろう。

残コンとがっぷりよつ。

この僕の覚悟、なめんな。

他人の顔色や世間の情勢をおそるおそる見ながら、

金儲けの源泉をアンコンプライアンスに求めて、

それでいて偉そうにしてきた全ての人たちも含めて。

僕は別になんとも思っていない。

覚悟の決まらない人間なんて所詮そんなもの。


彼らを見捨てることで生コン産業が再興されるわけじゃない。


残コンという問題がクローズアップされることを僕は知っていた。

当然のことだ。

誰が政治家を使って圧力をかけようがかけまいが、

誰がフォーラムで全国を行脚しようとしなかろうと、

残コンという問題はそれだけ大きな流れとなっている。

人の意図を超えてこれからもさらにこの問題は肥大化することだろう。


Elephant in the room


無視し続けて先送りにしてきたこの問題。

いつのまにか手のつけられない凶暴な獣になってしまった。

そんな獣を僕は手なづけている。

よしよしと愛撫すると恭順に僕に従う。

残コンもスラッジも可愛いペットだ。

僕はかわらず同じスタンスで向き合っていこうと思う。

共感をベースに一緒に取り組んできた仲間たちと、

これからも変わらず技術開発を続けるのみ。

自分ごととして取り組むのみ。

職業人として当たり前のことをただただ貫くのみ。


アリのようには生きたくない。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/03/11

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