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長年の習慣を変える!残コンスラッジ処理システム |福井

長年の習慣を変える!残コンスラッジ処理システム |福井

長年の習慣を変える

生コン工場にとっての長年の習慣とは何か?

残コンスラッジ問題については後回しにして、
長年工程に組み込まれているから、もはや無感動。

終業時の残業や作業。
翌朝が休日だったら休日出勤を誰かが担う。

大量に余った残コンなら翌朝1時間以上かけて砕く。

作業に伴う騒音や振動問題で近隣とも微妙な関係。

「もともとはこの辺うちしかなかったんだから」

そんな風に嘯いてみる。


残コンならまだいい。

洗浄水のピットの底に溜まったスラッジ。

2週間もすればピット満タンに溜まって、
それをホイルローダーで書き上げて天日干し(乾燥曝気)。

乾いた頃合いを見計らってコンクリートガラ(残コン)とともに廃棄する。

ちょっとでも濡れていると

「これじゃ受け取れませんね」

なんて言われてしまう。

今はまだいい。
けど先々もいいという確証は得られない。
それなのに、変えられない。

「今はまだいい」

毎日の仕事に追われている。
けれど、ある日突然、それはやってくるかもしれない。



0BF457FD-D2F5-4B4A-A1E3-78ABCBB80870.jpeg※残コンスラッジ処理システムの導入を始めた協立生コン(福井)


6EFC28D8-0514-46B7-A028-7E0B057EA7D7.jpeg※ついに変化を決断した。青い空はますます青く美しい。


3C6301CC-9223-4D17-9DDD-C9B118B8183D.jpeg※ホイルローダーでの改質実験


A92B19AB-B05C-4569-937C-E11DE8A14479.jpeg※仕上がりのチェック。残コンとスラッジに新しい用途が与えられる(川端工業 中村社長協力)

習慣を変えるということの難しさ

僕にもわかる。
一旦出来上がってしまったプロセスを変えることはものすごく難しい。

いいとか悪いとかではなく、
一度構築されたプロセスを変化させるのには大きなストレスがかかる。

それはよく理解できる。

そのプロセスのゴールが決してハッピーではなかったとしても、
今はまだなんとかなる。

出来上がったプロセスは
それが長く続くものであればあるほど変化を拒む。

経営者も実務者も、みんな変化を受け入れにくいのだ。

新しいプロセスへの変化そのものを否定する。

残コンの常識を変えます!



協立生コン(福井)さんは、たった数日前当社を訪れたばかりだ。(参照リンク)
ただ、ここへ訪れる決断をするまでに、とても長い検討を繰り返したそうだ。

「何が自社の残コンスラッジ問題解決に有益なのか?」

自問自答を繰り返した。

そして、訪問してからは早かった。
近隣には川端工業さんの事例もあった。
これから新幹線需要が到来する。

その時に今のままのプロセスで耐えきれるのか?


残コンスラッジ解決策共同研究の輪が広がっている。

今の形がゴールではない。

日々、実務を通して改善が繰り返されている。

その輪のメンバーが多ければ、
繰り返される回数はより多くなり、
より早く日本の残コンスラッジ問題は解決されることになる


生コン工場のための残コンスラッジ処理システム

その進化は止まらない。


「生コンでいいこと」をこれからも考え続ける。


宮本充也
(2018年7月17日 三浦 編集)

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/04/01

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