長岡生コンクリート
骨材の再生利用、CO2の削減、コストダウンに

「民間企業は、無用な規制に安易に屈してはならない。」ルールない【残コン】のルールを作るのは僕たちだ

「民間企業は、無用な規制に安易に屈してはならない。」ルールない【残コン】のルールを作るのは僕たちだ

一部地域の条例を除けば産業廃棄物ではなく「副産物」である残土受け入れには基本的に許可が必要ない。法的な位置付けが整備されていない残コン(取り扱いは各地保健所に委ねられている)の処理についても許可が必要ない。



おっかなびっくり恐る恐るを「堂々と」取り扱ってみる

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実際に存在する「残コン」なのに法的な位置付けが明文化されていない。ルールがない。



誰も残コンのことを廃棄物と言い切れない。

その証拠に工場に持ち戻された残コンは、

・ブロック

・再生砕石

・回収骨材

などのように再生化されて市場に還元されている事例は枚挙にいとまがない。

また、仮に廃棄物だったとしたならば、建設現場から排出される場合に、

・マニュフェスト

を事業者は交付しなければならないがその慣習もない。

生コン工場はもちろん生コン車も廃掃法の許可を持たないままそれを運搬し、さらには受け入れ(工場で)、なんらかの処分を行なっている。



生コンポータルが主要都市でやろうとしていること。

そんな残コンを堂々と受け入れている施設はあまりない。

その際たる理由が、「残コンの位置付けが不明瞭」である、

つまり、ルールが整備されていない、ことが挙げられる。

ある時には、廃棄物(になるかもしれない)。

ある時には、副産物。

またある時には。

そんな玉虫色の存在を取り扱って無用なリスクを背負うことを誰もが避けたい。

そこに着目した。

各地保健所に委ねられている。

ということなら、各保健所を訪ね「廃棄物ではない」ことをまずは確認した上で、受け入れ事業を開始する旨を通知する。

廃棄物ではない残コンを生コン工場に代行して受け入れ資源化し市場に販売する。

その行為を誰が止められるだろうか。

民間企業は、無用な規制に安易に屈してはならない。

尊敬する小倉昌男氏の残した言葉だ。

行政が後手に回ってその位置付け(残コンとは何か?)を決めあぐねてきた結果、弱いところ(生コン工場)にしわ寄せが寄せられている現状がある。

その現状を陳情する前に、現状を打破する行動を移す。

何でもかんでも政治家や役人を崇め奉ってればいいってもんじゃない。

正しいと信じることを行動に移す。

そのために可能な限り準備をおこたならない。

顧問弁護士と協力しつつ、各地保健所にきちんと連絡をした上で、慎重に進めていくことは言うまでもない。



生コン将来像。

1エリアに2〜3施設。

残コン、あるいは残水、洗浄水を受け入れるスペースがある。

残コンを運ぶ生コン車はプラントに戻る前に必ずそこに立ち寄る。

最後の配達が終わればそこに立ち寄って洗浄してからプラントに戻る。

将来は残水という概念がなくなってしまっているかもしれない。

(水を使わない生コン事例:http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/1_2.html

そのため、生コン工場からはフィルタープレスやトロンメルをはじめとした残コン、汚水を取り扱う設備が撤去される。

残コン(コンクリートガラ)をストックしておくスペースもいらない。

常に静かで清潔で騒音も粉塵もない生コン工場。

残コンステーションがそれらを一手に引き受ける。



今はまだ生コン工場の負担かもしれない。

残コンは今はまだ生コン工場がその負担を強いられている。

本来の排出者であり所有者のゼネコンは知らんぷり。

その定義を明確にしようとすらしない。

弱いところにしわ寄せ。

残土のように市民権を得る。

積算資料に残コンの処理費用の目安が示される。

2〜5%が確実に発生することが知られている、残コン。

定量化し、予算化することは可能だ。

誰もやろうとしなかっただけのことだ。


今後主要都市で、「堂々と」やっていく。

同志のいる地域で。

正しいことを、信念に基づいて。

もちろん、「絶対に間違いがない」ってわけじゃない。

その都度、市場と顧客の洗礼を浴びることになるだろう。

ただし、やってみなければ現実は変わらない。


誰もが恐る恐る臭いものには蓋、ババ抜きのババのように扱ってきた。

残コン。

いよいよ、動き始める。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/05/06

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