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2020/06/12

「いつまで【残コン】何も言わずに引き取ってくれるだろう?」「十分砕石として受け入れ可能」

「いつまで【残コン】何も言わずに引き取ってくれるだろう?」「十分砕石として受け入れ可能」

建設発生土(残土)と同じく建設現場で必ず発生する残コンはこれまで生コン屋さんが何も言わず善意で持ち帰ってくれた。その「何も言わず善意」の向こう側ではコンプライアンスや過重労働など多くのラストワンマイルを苦しめている。現在の産業構造(ピラミッド)では常に下層にしわ寄せを寄せて来た。「いつまで残コン何も言わずに引き取ってくれるだろう?」。とある企業グループの実験の様子。



当たり前に持ち帰ってもらってる残コンが当たり前じゃなくなる日

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左から瞬間吸水材(セルロース系)、プレーン0kg>15kg>20kg>25kg添加し攪拌した残コンの様子。

立ち会った産業廃棄物受け入れ業者のコメント。

「15kg添加でも《十分砕石として受け入れ可能》」



残コンは流動体だ。

建設現場の生コンの余剰分「残コン」。

それはまだ固まっておらず、厳密にそれを位置付けようとしたら下手すると「ヘドロ」「汚泥」とみなされてしまいかねないグレーな存在。

コンクリートガラには明確な位置付けが付与されている。

建設副産物、産業廃棄物、として法律もその存在を認知し、その適切な取り扱いまで規定されている。

一方の残コン

何度も主張しているように、その明確な位置づけは法律で根拠づけられているわけではない。

「あるのにないもの」

http://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/_1.html

現場監督や、生コン工場で実際にその存在に臨む個人(辺境)はどこにもルールが規定されていないその存在に常に苦しんでいる。

残業、過重労働、アンコンプライアンス。

公的な位置付けがないばかりにおっかなびっくりそれと向き合う。

「臭いものには蓋」

なるべく話題にしたくない。


生コンポータルではシリーズ「自己組織化された辺境が拓く環境コンクリート」でその残コンに関する実践を紹介している。

僕たちがテーマとして取り組み始めて20年が経過した。

まるで認知されこなかったその問題がいよいよ公的に取り上げられるようになったきた。

そして、今回の実験。

そこに立ち会った産業廃棄物の受け入れ業者のコメント。

十分砕石として受け入れ可能。

砕石。

ゴミ、副産物ではなく、付加価値を帯びた「砕石」として受け入れ可能。

今はまだプライベートカンパニーの一担当者の発言かもしれない。

ただ、こうした見解が広く認知が広がれば。

辺境を苦しめてきた残コンはその発生現場でそのまま砕石に変質する。

その場で付加価値を帯びる。

プライベートカンパニーの一担当者の発言を公けが追認する。

「砕石として受け入れ可能」

という標準が生まれる。

この小さな出来事が今後大きなうねりに発展していくことをそこにいた誰もが実感したはずだ。


今はまだ、生コン屋さんの善意からその残コンは建設現場から引き取られている。

でも、その「今」はいつまで続くだろう?

そう考えたことはあるだろうか。

そもそも生コン屋さんは決して「喜んで」持ち帰ってはいない。

その舞台裏には多くの残業、過重労働、コンプライアンス問題が孕んでいる。

「お客さんだから」

消極的な動機から、僕たち生コン屋さんはそれを引き取っているのだ。

今にきちんと課題意識を持った多くはない少数の人たちの挑戦は今日も日本の何処かで展開されている。

こうした辺境でのチリのような堆積はある時瞬時に有機的に結びつきうねりとなる。

企業間連携とインターネットはそんな奇跡を可能としている。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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