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いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」
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「侍たちのドラマ|沖縄LSS」

「侍たちのドラマ|沖縄LSS」

※博多駅前陥没事故の現場。現在の様子


沖縄で初となるLSS流動化処理土の出荷。2ヶ月という短期間でそれを可能にした侍たちのドラマがあった。



時に運命を感じることはないだろうか。

僕は昨日メッセンジャーのやりとりをみていて、

1人電車の中で落涙していた。

なんて仕事はすばらしいことなのだろう。

生コンという仕事を通して僕はこれまで何度も感動をしてきた。

今回も多くの感動の中のとりわけ深い感動だ。


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※LSS沖縄の成功を祝いあうメッセンジャーグループ


お互いにゆかりがあるわけじゃない。

浜松、伊豆、そして沖縄、

互いに見た目の必然性があったわけでもない。

去年この話は影も形もなかった。

今年の2月にその萌芽が現れた。

そして、4月16日2ヶ月で沖縄ではじめてのLSSが出荷された。

その期間中ずっと僕たちは笑顔だった。

いや、実際にやっている一人一人の仕事ははためからは、

「すごく大変そう」

それなのに、みんな笑顔。

顔が明るい。

弱音なんて絶対に聞こえない。

誰かが強制してるわけじゃない。

1つだけ言えるのは「共感」が始終僕たちを囲んでいた。


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※南建工業に設置されたLSS製造設備。これも、ほんの2ヶ月前にはなかったものだ


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※打設箇所。ボックスカルバートの埋め戻し。とても狭い隙間を流れていく



南建工業、南洋土建、YDN、正治組、長岡生コン、中村建設・・・

多くの法人と個人を巻き込んだこの2ヶ月間のプロジェクト。

比嘉専務の強烈なリーダーシップが垂直立ち上げを可能とした。

沖縄になかったものが、

沖縄に現れた。

あの福岡県の博多駅前陥没事故から一躍市民権を得た、

LSS流動化処理土

25年前にはなんの市民権もなく、

浜松の中村建設平田部長は低迷する建設市場の中で発意。

LSSを世に広める。

誰も見向きもしない四面楚歌の中、

少しずつ共感の輪を広げてきた。


8年前だ。

当社長岡生コンもそのひたむきな努力に共感した。

楽しそうに語る失敗談や夢や希望。

当時はまるで出荷はなかったけど、

年を経るごとにその出荷数量は順調に育ってきている。

特にここ数年は倍々で伸びている。

これは平田部長の執念による成長といってもいい。

続けることの大切さ。

何よりも大切な「続ける」という姿勢。



本当に苦労の多い歴史だったと思う。

このプロジェクトの中で平田部長のお母様は旅立たれた。

88歳でひっそりと静かに息を引き取られたそうだ。

沖縄の現場が始まる直前部下の伊藤さんに急遽バトンを渡し浜松に戻る。

そして沖縄のLSS初出荷は見事成功した。


いろんな人が社会を支えている。

その最もわかりやすい表現が「仕事」

仕事を通していろんな人が交流する。

その一人一人はそれぞれに事情を抱えている。

さまざまな事情を持ちながらも、

共通の目的にむけて社会で多くの人たちが交流する。

そして形が生まれていく。

ものの形とそれができた理由

いろいろな形がある。

成果が生まれる。

僕はいつまでもその出来上がった形の背景にある、

一人一人の情熱や努力に想いを馳せることのできる大人でありたい。


LSS沖縄プロジェクト。

今日は見学会だ。

まだまだ真剣な各位の仕事は続く。

侍たちの仕事を心より讃えたい。

最大の賛辞を贈りたい。


これから沖縄ではLSS流動化処理土が「普通」の工法として多くの人たちにハッピーを届けることになるだろう。

その背景にあった侍たちの努力はきっと忘れられる。

けれど、LSSという「形」は永久に残っていくだろう。

形は姿をさらに変え、

未来の多くの人たちの情熱や努力を宿していくことになるはず。

今僕たちがしている仕事。

それはきっと誰かにとってとて役に立つこと

ほんと、仕事は素晴らしい。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/04/17

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