長岡生コンクリート
いつのまにか誰にも知られず埋め戻される「流動化処理工法」

「すげえ!すぐに固まる!!」流動性埋め戻し材(LSS、スラモル他)がすぐに固まったら出来ること

「すげえ!すぐに固まる!!」流動性埋め戻し材(LSS、スラモル他)がすぐに固まったら出来ること

富山のあづまコンクリート工業は半端ない。すぐにやっちゃう。「正解はやってみる」を地でいく工場。まさかのできごと。すぐに固まる流動性埋め戻し材という可能性。
http://www.nr-mix.co.jp/topics/100m360200000m3.html



流動性埋め戻し材がすぐに固まるとどうなる?

63A2076F-570D-4DC9-B1BA-E334F003631B.jpeg

こちら、何の変哲も無い流動性埋め戻し材(スラモル)。博多駅前陥没事故で一躍世界の注目を浴びた日本の技術「流動性埋め戻し材」にも実は弱点がある。



例えば、掘削して配管を設置してその周りの埋め戻しに流動性埋め戻し材を使ったら?

CC402A10-80AE-4306-8A29-CEDB120C59C8.jpeg

例えばこんな配管の埋め戻しに流動性埋め戻し材を利用したらどうなるだろう?(イギリス帰りのガーデンドクター柴ちゃんのブログから引用)。



現地盤同様の固さになるまで2〜3日かかる。

これが流動性埋め戻し材の唯一の弱点だった。

たしかに施工は早い。

流し込むだけだからだ。

通常の埋め戻しのように転圧なんかしなくたっていい。

流し込んで以上終わり。


でも、急いで次の工程。

例えば、「舗装をかけたい」なんてなった時に、弱点が姿をあらわす。

じゃぶじゃぶしてるので、その上に舗装かけられないじゃん。

となる。

流動性埋め戻し材の場合次工程への速やかな移行ができない。

これが、唯一の弱点と言っていい。


冒頭の写真でも見てもらったように、フロー試験と言って水のようにさらさらと流れる性質を流動性埋め戻し材は持っている。

時間の経過とともに水和反応が進行しその流動性は徐々に失われる。

最終的には現地盤同等以上の固さとなる。

この弱点は埋められないのか?

流動性埋め戻し材でも埋められないものはあるのか?



次の写真を見てほしい。



90FA37AA-7CBE-4A4C-A005-F8E4B625266F.jpeg

10分経過後の流動性埋め戻し材の様子。壁に立てかけても流れない。ひっついてる。



すごくね?

生コン車から排出されるときは何の変哲も無い普段通りの流動性埋め戻し材。

それが、空間を満たして10分経過すると、あら不思議。

さっきまで液体だったのに固体になってる。


すごくね?


すごいのは、あづまコンクリート工業だ。

アイディアはそれだけでは何の価値もない。

「やってみる」

100人いて99人が思いつき考えるまではやる。

やっちゃう人は、100人に1人もいないかもしれない。

そんな才能が眠るあづまコンクリート工業。


これからの開発からも目が離せない。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2019/05/16

このページのトップへ