長岡生コンクリート
メッシュ筋敷設不要のメッシュレスコンクリート「筋生」

「透明な空と青い海」沖縄・サンゴ礁・耐火

「透明な空と青い海」沖縄・サンゴ礁・耐火

きらいな人いるだろうか?

透明な空にまだらに浮かぶ白い雲、そして眼下に広がる青い海。

時に自然は人を翻弄し猛威を振るうこともある。

ただ、人は常に自然と調和することを求められ、

これまでも僕たち日本人はそうして文化を構築してきた。


今日はビジネスパートナーの萩原工業(本社岡山県倉敷市)の研修旅行で、

沖縄にきている。

頭の中はやっぱり生コンのことばかりを考えている。

萩原工業は繊維メーカー。

ブルーシートの製造などでとても有名な同社は、

生コン業界においては、


繊維混和材メーカー


としてよく知られている。

生コンに繊維を入れると、いろいろいいことがある。

最近話題の(一般にはそうでもないかも)、

「ぐにゃり曲がるコンクリート」

は微細な繊維(人の髪の毛みたいに)を大量に混練することによって、

可能となった技術だし、


耐火コンクリート

(火事に耐えられるコンクリート)


なんかは、コンクリート中の繊維が熱で溶けスペース(穴)をつくり、

内部の水圧などが高まったときの逃げ場として機能する、

などが知られている。

繊維コンクリートというのは、実に偉大なのである。

 

沖縄と言えば、何を思いつくだろうか?


・シーサー

・国際通り

・姫ゆりの塔

・南建工業

・富永さん


など、人により多くのイメージを沖縄には寄せていると思うが、

やはり国防の要衝というイメージを持たれる方も多いと思う。


近年高まる中国政府との緊張は沖縄の位置づけをより重要にしている。

訪れた方ならわかると思うが、膨大な面積が軍用施設に占められている。

いつでも発進できるよういたるところに滑走路が設置される。

その、滑走路。

実は、ここでも繊維コンクリートが利用されていることはあまり知られていない。


飛行機は通常助走をつけて次第にスピードを上げて離陸する。

ただ、緊急時にはそんなことをしていられない場合があり、

助走を必要とせずに離陸できる軍用機も開発されている。

ご存じの方もおられると思うが、


ジェットブースター


でその場で浮揚するタイプの戦闘機。

何となくお分かりだと思うが、

ジェットを吹き付けられる舗装は高温で熱される。

コンクリートは熱をうけることで劣化することが明らかとなっており、

訓練の度に毎度焼き付けられていたら滑走路舗装としての機能を果たせなくなる。


萩原工業は日本の繊維コンクリート混和材トップメーカーで、

通常は繊維を入れることによって、

「ひび割れを起こさない舗装」

を実現するのだけど、上記の場合では耐火性能も付与している。

生コンに携わる専門家にとっても非常にマニアックな分野である。

そんな採用現場の視察に沖縄にきた。


沖縄は我が国の中でも非常に独特な文化が形成されている。

その影響は建築・土木の在り方にも多くみられるようだ。


コーラルサンド


と呼ばれるサンゴ礁由来の砂を生コンに使用していたなども、

生コン業界ではその特異性を示す話題としてよく知られている。

多孔質(穴がいっぱい)の砂であり、

その中の水がコンクリート硬化中・後に養生水(内部養生効果)として機能し、

耐久性の高いコンクリートが発展していたそうだ。


透明な空にまだらに浮かぶ白い雲、そして眼下に広がる青い海。

そんな沖縄のイメージとともに、頭の中は生コンでいっぱいである。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2016/09/01

メッシュの要らない土間コン「筋生」については
こちらをご覧ください。

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