長岡生コンクリート
メッシュ筋敷設不要のメッシュレスコンクリート「筋生」

「あなたの魅力を見せて頂戴」 繊維・耐久性・土木・構造物

「あなたの魅力を見せて頂戴」 繊維・耐久性・土木・構造物

仕事の関係で建設関係者との付き合いが多い。

建設といえば、土木と建築。

どちらかというと土木は公共工事が多くて、

建築は民間が発注するケースが多い。

その、土木。

十数年前から、

総合評価方式

という発注形態が一般化されている。

なにか?


「値段だけじゃなくて、あなたの魅力を見せて頂戴」

ってこと。

旧来の土木工事は入札に対して各社値段を札入れしていた。

「うちは、こんだけやすくできる」

乱暴に言うと、こんな感じ。

だけど、もちろんお気づきのとおり、

大切なインフラが値段だけで評価されてはいかんでしょう。

価格競争は最終的には品質の低下につながる場合があるのだから。

そんなわけで、総合評価方式とよばれ、

具体的には「技術提案」といって、

他社にはないその会社だけの独自の技術を利用して、

土木工事に値段だけじゃないさらなる付加価値を提供すること。

そして、その提供された付加価値は点数で評価され、

仮に入札した価格が他社よりも高かったとしても点数で逆転受注

ということが起きるようになった。


当社地元顧客の駿豆建設さんはこの技術提案に前向きな会社さん。

(僕の自宅の建築は駿豆建設さんにお願いした)

上記文脈で何か新しいことはできないだろうか、

常に新技術に対して前向きな姿勢の職員の方々。

今回の現場は、

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baruchip(2).jpg

写真みたいな繊維を生コンに入れてみるという取り組み。


土木構造物はコンクリートでできている。

そして、そのインフラは少なくとも数十年供用されることが前提。

強度ももちろん大切だが、

耐久性

といっていかに長持ちするかということも重要な項目。

現場技術者の頭を常に悩ませるのは、

ひび割れ

といって、コンクリート表面に亀裂が入ること。

亀裂が入ると、そこから老朽化が著しく進むからだ。

とにかく、ひび割れを減らしたい。


通常土間コンとかで採用されているこの繊維。

土木構造物に投入するという経験は僕たちにはなかった。

とても素晴らしい発想だと思う。

現場名は、

北江間ランプの下部工

といって、新しい道路の下を支える構造物。

A1、A2 ふたつの逆T式橋台でA1 橋台の堅壁コンクリートのみに、

この材料を適用し差を見比べてみるという試験的な挑戦。


また、数か月数年たって確認をしてみたいが、

きっと耐久性の高い土木構造物になっていると思う。

今、NEXで成田空港に向かう途中。

しばらく、郷里を離れる。

なぜか、今から地元が恋しくなって困る。

やっぱり、生コン屋は常に地元のお客様のために尽くし、

新たな発見を得て、

そんなお客様のために、

地域の外の生コンにまつわる情報を調達すべきだ。

そんなことばかりを考えている。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2017/02/09

メッシュの要らない土間コン「筋生」については
こちらをご覧ください。

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