長岡生コンクリート
メッシュ筋敷設不要のメッシュレスコンクリート「筋生」

「いいからやれ!責任は全部俺がとってやる!!|繊維補強コンクリート」

「いいからやれ!責任は全部俺がとってやる!!|繊維補強コンクリート」

何でもかんでも否定的。経験があればあるほど。年配であればあるほど。頭が固くなっていく。梶岡建設の熊山さんのものづくりへの執念にイノベーションの萌芽を見た。



「いいから、黙ってやれ。口動かさずに手を動かせ」

昨日は萩原工業のバルチップ販売展開の総会。

あまり普段こうした総会には出席しないようにしているけれど、

毎年萩原工業の総会の講演は面白い。

特に、

バルチップ

(繊維補強コンクリートの混和材)

みたいに超マニアックな製品の会合だからかもしれない。


四面楚歌の状態で、

最後の1人になっても、

「やる」

決めた以上は責任者としての意地がある。

梶岡建設の熊山さんの講演は迫力があった。


なんでも新しいものに対しては誰しも尻込む。

これは仕方ない。

ただ、全員がそんな姿勢だったらいいだろうか?

建設だけじゃない。

どんな分野でもさまざまな挑戦があって、

たとえ失敗したとしてもそこでたくさんの知見が得られ、

それらは次のものづくりに活かされていく。

目に見えない経験として人や組織に蓄積されていく。

それがものづくりを支えている。

見えないけれど、最も大切なこと。



全員が反対する中繊維補強コンクリートに拘った熊山さんのものがたり。

そもそも、繊維補強コンクリート。

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※ポリプロピレン繊維をコンクリートの中に配合する


繊維を配合することで、

ひび割れを抑制する効果を期待したもの。

土間コン(工場などの床)に用いられることで背筋の設置が不要になる。

もって、省人化が起きる。

工期が短縮できる。

つまり、

儲かる。

単純な話だ。

だから、やる。

そう決めた。

<広告>残コンどうしてる?


関係者全員の反対に遭った。

大袈裟じゃないだろう。

ありとあらゆるひとたちが反対を表明したという。

社内はおろか、

社外からも圧力。

やめろコール。

「そんな新しいもんやって失敗したらどうすんだ?」

というそれっぽい言い方をするけれど、

根底に流れているのは新しいものに対しての怯え。

変化の拒絶。

だから、やらない理由のオンパレード。

身につまされる。

新事業の歴史とどこか重なる。

そして、

「いいからやれ!責任は俺が全部とってやる!!」

熊山さんによれば、

例えば作業場に50人いて、一人一人きちんと説得するなんて不可能。最後は全責任を負って退路を絶って前に進むしかない。

その通りだと思う。


結果、どうなったか?

一番反対していた人たちが率先してバルチップを使っているんだそうだ。

「楽だよね」

手のひらの返し方があっぱれだという(笑)



繊維補強コンクリート。

いいことはわかっている。

これも一つの生コンでいいこと。

なのに普及しない。

いろいろ言う人はいる。

本当にそれは本当なんだろうか?

もしかしたら変化しない理由をただ並べ立てているだけでは?

やらない理由ばかり並べても、

なにも形にならないよ?

やると決めて前に進む。


熊山さんの話を聞いていて僕はとても大切なことを思い出していた。


生コンでいいこと。


宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/04/19

メッシュの要らない土間コン「筋生」については
こちらをご覧ください。

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