「いつまでワイヤーメッシュに苦しむの?|メッシュレスコンクリート」

建築外構土間コンに必携の用品「ワイヤーメッシュ(ステンレス・金網)」。ネットや資材取扱店などで販売価格を調べたり商品情報を取り寄せたり。でも、実は「ワイヤーメッシュはいらない」って知ってた?
これまでの土間コン打設の常識
- かさばり面倒がつきまとうワイヤーメッシュの購入
- 現場に持っていくだけでも一苦労
- 腰をかがめて敷設する作業にイライラ
- 重ね部分など「かぶり」の確保が大変
- 施工中も足元が不安定でイライラ
- 効果もよくわからないメッシュって使う必要あるの?!
新しい土間コン打設の常識
- メッシュと同じくらいの値段で繊維を購入
- セメント袋みたいに持ち運び簡単。さらに、軽い!
- 打設前に敷設する必要がない
- 生コン打設中に「種を蒔くように」表面に蒔く
- 足元が普通の路盤なので施工中もストレスフリー!
- ひび割れが出そうなところ(「でずみ」や「やくもの周り」)に重点的に蒔くことができる!
いつまでワイヤーメッシュ敷設に苦しむの?
写真のおじさんは種まきをしているのではない。
しかも、土間コン打設に必ずつきまとうワイヤーメッシュの敷設はしていない。
路盤ができたらそのまま生コン打設が始まる。
足元にワイヤーメッシュがないからそもそも楽。
敷設が一通り済んだら、
PP(ポリプロピレン)繊維を写真のように均等に「撒く」だけ。
「ひび割れ出そうだなぁ」
でずみややくもの周りなどは特に入念にPP繊維を撒くこともできる。
一通り撒き終わったら今度はタンパーで抑え込む。
(20〜30mm沈む)
あとはブリーディングを待って仕上げるだけ。
そんな工法が今注目を浴びている。
製造元は岡山の老舗メーカー萩原工業
そもそもが「ブルーシート」のトップメーカー。
だから、樹脂製品のノウハウには定評がある。
ある時、「コンクリート補強繊維」を事業化し、
今国内トップメーカーとして活躍している。
この工法は岡山県の白石建設(http://www.namacon.co.jp/)と萩原工業が連携して開発したもの。
これまでのワイヤーメッシュの「困った」
- かさばり面倒がつきまとうワイヤーメッシュの購入
- 現場に持っていくだけでも一苦労
- 腰をかがめて敷設する作業にイライラ
- 重ね部分など「かぶり」の確保が大変
- 施工中も足元が不安定でイライラ
- 効果もよくわからないメッシュって使う必要あるの?!
すべてを解消することが可能となった施工技術。
従来の繊維補強コンクリートと違って生コンに混ぜる必要もない。
圧送業者に嫌な顔されることもない。
いたってシンプルに設計された新しい土間コン打設の常識。
「いつまでワイヤーメッシュに苦しむの?」
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そんな思いで「生コン」に取り組んでいます。
生コンでいいこと。
宮本充也
2018/06/08