長岡生コンクリート
メッシュ筋敷設不要のメッシュレスコンクリート「筋生」

『髭の生えたコンクリート』をご存知?

『髭の生えたコンクリート』をご存知?

土間コンにセットでついてくる『ワイヤーメッシュ』
実は業者さんを困らせる大変厄介な存在であることは、一般にはあまり知られていない。
ワイヤーメッシュの面倒くさいを解消してくれる方法をお教えします。



世間はもう夏休みだろうか?
SNSでは一斉に夏休みを謳歌する投稿が増えているが
本当にみんな遊びに行ったり、休んだりしてるのだろうか?

もしかしたらライバル各位を欺いて 夏休みっぽくしているだけかもしれない(笑)
もしかしたらアルバイトを雇ってSNSで夏休み記事をUPさせているのかも...?

いや実はみんな必死で、暑い中営業回りしているかもしれない。
研究開発にいそしんでいるのかもしれない。

そんな妄想をしつつ。 今夜も生コンブログである。


【生コンでいいこと】そもそもメッシュいらない30分で終わっちゃう土間コンがある


もしも 生コンに髭が生えていたら......?

よく聞く怪談にないだろうか。
田舎の古民家の床の間にある人形の髪の毛が夜な夜な伸び続けている......、なんて。

そういう怪談話は夏にふさわしいけれど
今回の話はそうじゃない。

髭コン1.jpg
この写真はふさふさの髭が生えたコンクリート!

ではなくて(笑)

髭コントップ.jpg
このコンクリートが曲げ荷重を受けて破断した面を撮影した写真である。

ご存知かは分からないが、
普通『生コンクリート』には髭は生えていない。

普通の生コンクリートが割れたら、

髭コン3.jpg
こんな感じになる。
ね? 髭とか生えていないでしょう?

じゃあなぜ、先ほどのコンクリートには髭が生えているのか??

夏休みの自由研究の題材にしたくなるほど
興味がわかないだろうか?

......たぶん、わかないと思う!
だけど続ける!!(笑)


駐車場とかの土間コンには、
基本『ワイヤーメッシュ』というものが使われている。

髭コン4.jpg 
(こんな感じの)

これはなぜか?
ワイヤーメッシュを生コン工事に使う理由は、
「ひび割れの抑制」である。

なんとなくだけど、
ワイヤーメッシュ(鉄筋)が入っていると
「割れづらそうだなあ...」とか
「強いんだろうなあ...」というのは
感覚的に分かってもらえるのではなかろうか。

でもね、写真を見てもお分かりのように
このワイヤーメッシュの工程って
ものすごく面倒くさいんですよ。

ワイヤーメッシュとしての機能を果たすためには
コンクリートの真ん中に鉄筋が存在してなくちゃ意味ないし、
そうするとすごく不安定な地面の上で工事を余儀なくされるから
仕事が思うようには捗らない。

そんな悩みを解消してくれるのが、
このところ人気を博しているコンクリートである
『髭の生えたコンクリート』 という訳だ。

この「ポリプロピレン繊維」

これが鉄筋ワイヤーメッシュと同様に
ひび割れを抑制する役割を果たす。

建築や土木になじみのない人でも、
きっとワイヤーメッシュやら鉄筋、土間コンなら
「見たことあるよ」って人も多いはず。

だけど最近人気を博している
『髭を生やしたコンクリート』を見たことある人はあまりいないだろう。

このコンクリート。

地面にワイヤーメッシュを置く必要がないので、
工事がとても楽ちんなんです。

じゃあ、なんであまり普及が進んでないの?

それはね、生コン工場にとって
髭の生えたコンクリートはとても不都合なものだから。

ポリプロピレン繊維を生コンに混ぜるのはいいんだけど、
余って帰ってきた剰余生コン(残コン・戻りコン)を処理(廃棄など)するのがめっぽう大変なんです。

だから、基本的に生コン屋はこのコンクリートを
「扱いたくない、さわりたくない」 ってなっちゃう。

お施主さんや工事店さんにとって とても都合がいいのにもかかわらず、である。

しかし、実はこの問題
「技術と技術を組み合わせることにより既に解決できている問題」
だとしたらどうだろう?


それが僕たちGNNで一部取り組んでいる残コン・戻りコンリサイクルシステム 『IWAシステム』だ。



この技術では、戻ってきたゴミとなる生コン(戻りコン)

髭入りだろうがなかろうが

次の日から利用できる原材料としてリサイクルすることが可能となっている。

つまり、繊維入りの生コンゴミの処理に苦労する必要がないってこと。

戻りコンを活かすことができるってことだ。

『プロダクトミックス』である。


ちなみに、当社長岡生コンでは髭入りコンクリートは『筋生(筋が入った生コン)』として大人気となっている。

そして、そのゴミは工場に持ち戻された後IWAシステムによって再利用れている。

一度お客様におかれては、当社の再生生コンをじっくり観察してみてほしい。

流す生コンの中、微量のひげ(ポリプロピレン繊維)がたまに混入していることに気づくはずだ。

繊維入りコンクリートも再生コンクリートも建築外構と呼ばれる分野では利用が促進されている。

全国のGNN 元気な生コンネットワークの拡大とともに、

「いつでもどこでも手に入る生コン」

になりつつある。

今はワイヤーメッシュがよく見る光景だけど、

10年後には

「ワイヤーメッシュって、あまり見かけないよね」

にするのが僕たちの仕事です。

社会の当たり前を変える努力ってのは結構楽しいものです。


宮本充也
(2018年6月27日 三浦 編集)

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2018/06/27

メッシュの要らない土間コン「筋生」については
こちらをご覧ください。

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