長岡生コンクリート
ローテク生コンも現代日夜技術開発が進んでいます。ここでは生コンの最新技術をご紹介していきます

2019/11/10

「まだまだあるある!多様な提案」次はTerrazzo(ジントギ) #4

「まだまだあるある!多様な提案」次はTerrazzo(ジントギ) #4

今にわかにわが国でも再認識されつつあるTerrazzo(ジントギ、人研ぎ)には単純にコンクリートを研いで断面の美を見せるものだけでなく、これまで紹介してきたように人工骨材の断面を含めた表現、さらには塗り壁材としてのジントギまで多様な提案が見られる。



無限に多様な提案がTerrazzoの強み

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要望があり新設されたメッセンジャーグループ「Terrazzo JAPAN」。

ここではTerrazzoに関する国際的な情報共有を行なっている。

誰でも参加可能なのでもし希望される方はメッセージください。


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こちらはMAPEIのダイナストンを用いて製造されたタイル。

一見大理石のようなタイルだが、こんな色調は天然石では絶対に考えられない。

人工骨材を用いたコンクリートを研ぎ出すことによって浮かび上がる色調。


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こんな色調も。

漆黒の天然骨材を造粒核としてピンク色のセメントペーストを用いて人工骨材を作る。

その骨材を用いて白色セメントでコンクリートを作ったものを研ぎ出す。

すると、世にも不思議な表面が立ち現れる。

自然はこのような色調を生み出すことはない。

本来自然が創造する断面をあらゆる組み合わせを背景に人工的に生み出す。

ジントギの可能性は無限だ。


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そして、極め付けはこれだ!

なんと、老舗壁材メーカーフッコー(透水性コンクリート他で協業)からリリース。

人研ぎ仕上げ材。

こんな素敵でお手軽な提案はあるだろうか。

複数のプロセスで手間のかかる人研ぎを塗り壁として塗っちゃうだけで表現できる。

今後のこうした技術革新からは目が離せない。


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詳細は11月13日〜15日迄フッコーナイトで発表予定だそうだ。



コンクリート、建設が進化する。

もともと強度とか耐久性ばかりに眼目が向いていたコンクリート、そして建設にも変化が訪れる。

僕たちはロボットではない。

あらゆる左脳的なアプローチはロボットやAIにとってかわられることだろう。

直感や美こそが人に許された領域になっていく。


今の建設現場に、「愛」とか「思いやり」という言葉は似つかわしいだろうか。

商談の冒頭で「信頼」とか「感謝」という言葉を使うことはないはずだ。


これまで使ってこなかった。

ただ、生きていく上で大切な言葉たち。

これからのコンクリートが求められる文脈の多くにはこうしたどちらかというと女性的であるいは情緒的な要素が含まれていくのだと思う。


人がコンクリートに求めるもの。

機能を超越した機能美。

その1表現としてのTerrazzoの再認識。

今後から目が離せない。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

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