長岡生コンクリート
均しコン仕上げたらすぐに構造物載せたい時。
初期凍害にさらされ取り壊しなどの問題を一気に解消!

「夫婦喧嘩とコンクリート産業」

「夫婦喧嘩とコンクリート産業」

僕は家内のおかげで不条理を学んだと思っている。

家内がこれを読んでいたらかなりやばいことになるが、

多くの人は結婚生活で多くのことを学ぶんだと思う。

まったく違う人生経験を積み生活習慣や考え方も異なりしかも性別の違う人同士が、

一つ屋根の下に暮らす

僕は新婚当初あまりに多くのカルチャーショックで毎日ダメージを受け心身ともに消耗し、

ほとんど毎朝、這う這うの体で出勤していたことを思い出す。

周りの人々が「何食わぬ顔をして」出勤する様子を見て、

「あんな不条理を家の中に持ちながら、なんて普通の人々は忍耐強いんだ」

と真剣に感じていたことがある。

一方的に相手が変とか、こちらが正しいということを言いたいのではなく、

(当時は自分が正しいと信じて疑わなかったけれど)

「違いを乗り越える」

というのは、本当に深い価値を持っているものだとも学ぶことができた。


違いを乗り越える。

自分にとって都合の悪い部分や理解できない(したくない)ことを尊重する。

万人がこの境地に到達すれば世界はとても穏やかで素晴らしいものになるだろう。

不幸なのは、

・自分たちの権益や利便性など主張ばかりする

・相手の不都合な部分や要求を無視する

ことで争いが起きてしまうこと。

これでは無限の可能性をお互いに自ら放棄してしまっているようなもの。


例えば、

・コンクリート製品(工場で硬化コンクリートとして製品化されたもの)

と、

・生コン(生コン工場で製造し半製品として現場に納品されるもの)

の関係性がある。

niziseihinn.jpg

(これがコンクリート製品と呼ばれる)


どちらもコンクリートだから世間には「にたようなもん」くらいに思われているかもしれない。

しかし、これまでの建設産業において両社は「似て非なるもん」となっている。

なぜか?

「コンクリート需要という有限の財産を互いに侵犯しあっている」

と思ってきたから。

こうした齟齬は他にも例を挙げればきりがないと思うが、

高度経済発展の時代のようにいくら生産してもきりがないくらい需要が豊穣にあれば、

別に侵犯しあっていても嫌なら他の海で商売してりゃいいし、

お互いのことに干渉してなければいいしと達観することができていた。

ただ、現代の市場環境ではコンクリート需要はつるべおとし。

互いの動向が嫌でも目に入ってくるし、時には

「あー、うぜえな」

となることさえある。

まるで、どこかの夫婦生活のようだ。

あまつさえ、現代においてはコンクリート製品のほうが優勢となっている。

きちんと管理された工場で生産された出来合いのものを現場で組み立てるから、


・迅速施工可能(生コンは固まるまで待たなくてはならない)

・省人化可能(工事をするのに人手が必要)

・高品質可能(現場工事ではないので安定品質が得られやすい)


で、僕たち生コン勢はぐいぐいと押されに押されている。


それではコンクリート製品業界は楽勝で事業を運営しているかと言えば、

あまりそうではない。

生コンかそれに匹敵するほどの市場規模の縮減にあえいでいるのは同じ。

そんな中、オール日本という屋根の下で暮らしながら、

互いに互いの主張ばかりして、相手を思いやらなくていいのだろうか?

それは国益につながるのか?

もしかしたら、互いの違いを乗り越えることで、豊かな家庭生活もとい、

素晴らしいコンクリート業界が実現するのではないか?


そんなテーマを日本コンクリート技術と共有し、

GNN元気な生コンネットワークの11月18日技術発表会オープニングイベントとして、

双方の次世代を担う技術者や経営者を一つの舞台に載せて熱き議論が交わされる。

もしかしたら、「死ぬほど口論」になるかもしれない。

埋めがたい溝が表面化してしまうのかもしれない。

離反や争いは誰もしいや。

だから、目を背ける、逃げる、でいいわけもない。

まず、現実を直視してそれを受け入れて、その上でできることを考える。

それが正しいあり方なんだと思う。


10年が経過し、我が家は二人の子供に恵まれ、

夫婦生活も完ぺきではないけれど以前に比べれば、互いに大いに成長している。

他人を恨んで、環境を恨んで、自分のみじめさへの同情を渇望する人生

ただしいわけがない。

建設産業の主要材料であるコンクリート産業も、今岐路に立たされているんだと思う。


宮本充也


GNN第5回技術発表会 今年は11月18日金曜日@建築会館

0.(AMメイン会場)GNNワークショップ活動報告「新しい生コン業の創造」

1.(AM蔵前橋会場)「GNN×日本コンクリート技術」共催プログラム 土木・二次製品・生コンで創る「建設業の未来図」企画(プレゼン・PD他)

(PMメイン会場)

2.基調講演「未来の混和剤」

3.国交省回収骨材使用禁止に関するパブコメに関するパネルディスカッション ※行政・大学・リサイクル関連団体・GNN・その他

4.IoTと生コン「プローブシステム」経産省IoT百選採択(?)進捗 GNNマシナリージャパン

5.日本コンクリート技術との合同大懇親会「飲みながら熱き技術論を語れ」

6.GNN活動報告(4編の発表予定)→低炭素(東伸)・暑中コン(寝屋川)・超速攻(あづま)・生コン産廃リサイクル(※スーパーサイクロン)

7.サブ会場プレゼン(今後募集)

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

2016/07/22

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