長岡生コンクリート
均しコン仕上げたらすぐに構造物載せたい時。
初期凍害にさらされ取り壊しなどの問題を一気に解消!

生コンに求められる「ちょうどいい早さ」

生コンに求められる「ちょうどいい早さ」

セメントの調整によって超速で硬化し、所定の強度を発揮するコンクリートの技術。これは緊急を要する工事において、資材に求められる性能である。
意外に関連製品の情報が限定的な生コン分野に、新たな救世主が現れた!?

0.5m3も手で練ってられるか!|超速硬コンクリート


求められている「もの」の価値

世の中に溢れる『もの』の価値にはいろいろある。

例えば大手牛丼チェーン吉野家であれば、
・安い
・すごい(うまいとか、高品質とか)
・早い
の3つに重きを置くように。

それじゃあ、僕たちはどうだろう?と考えてみる。

僕は生コン屋だからそこはやっぱりシンプルに

「生コンの価値を磨きこんでいきたい」

そう思っている。

 

では、生コンの価値とは何なのか?

ここで言う『価値』『=求められているもの』とするのなら、
生コンにおいて、

・速い

ということは、かなり重宝されだろう。
何故かって??

それは一般的に生コンが固まるには相当の時間が掛かるからだ。

僕が日ごろ生コンを扱っていて
生コンは本当に特別扱いされる製品だとつくづく感じるのは、

・現場に持ち込まれてから型枠(鋳型のようなもん)に流し込まれる
・生コンはそこから先も養生などいろいろ手が掛かる

他の製品は出来合いのものが現場に運ばれて組み立てられるというのに
生コンはその性質上、かなり手間と時間が掛かる存在であることが分かる。

生コンは時間が掛かって当たり前??

さて。

今、全生(IT戦略上のライバル)やセメント協会では
『ワンデーペーブ』
という製品を一所懸命PRしている。

この製品は、
なんと「1日でコンクリート舗装になりますよ
ってことをうたっている製品だ。

これ一般の方々には「一体なんのこっちゃ??」となると思うが、
生コンに関わる人にとっては驚きの製品だ。

なんてったって通常生コン舗装は
施工をしてから硬化するまで......
つまり車が乗れるようになるまで通常4~5日掛かるところを、

たった1日でっせ!!

という価値を提供しているのだ。

今までの生コンという製品は、例えるなら

「いや~、自分とっても時間掛かりますんで!そこんとこよろしく!(笑)」

って特性を持っていた。
もしそんなのが新入生とかだったりしたら
あまりにも大物過ぎて、きっと先輩に目をつけられるだろう(笑)


冗談はさておき。 
生コン業界だって今この瞬間も
世界中の最先端技術を使って、様々な企業がイノベーションを目指せと切磋琢磨している。

MAPEI社(戻りコン再利用システムでおなじみ)では、

Mapefast Ultra

という製品をリリースした。

BASF社(世界一の化学混和剤メーカー)も、

『Master X Seed』

という製品を発表している。

これらはいずれも、生コンの運命に果敢に挑戦したすばらしい製品であり、
GNN(元気な生コンネットワーク)では、
富山県のあづまコンクリート 毛利さんが主にこれら複数の技術を駆使して

生コン屋から普通に運べる超速く固まる生コンクリート」の開発に勤しんでいる。


ところで。
これまで一般に「超速硬コンクリート」には、

・『早強セメントコンクリート』→今までの生コンよりちょっと速くなる
・『ジェットセメントコンクリート』→今までの生コンより死ぬほど速くなる

という両極端などちらかしかなかった。

そう、『ちょうどいい速さ』がなかったということだ。

僕はね、このゾーンはチャンスが多いなって考えてるんだ。
ちょっと専門的な表記を使って説明するが、

・6時間で24N
・12時間で24N
・18時間で24N

くらいのラインナップがあっておかしくないと思っている。

これからの時代、生コンも

「新しく作る」から、

・維持補修
・維持修繕

の手段として利用されることがきっと増えていく。
だから僕たちも、これから新たに生コンに求められていくことに注目して
これまでになかった市場分野も真剣に考える必要があると思う。

宮本充也
(2018年7月4日 三浦 編集)

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
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2018/07/04

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