2023/09/08
【プールに粉をサッと溶かすだけ】で製造可能な流動化処理土は10月7日にお披露目します
流動化処理土の製造・施工にはプラントも、車両も、難しい理論も、何も要らない。「プールに粉をサッと溶かすだけ」でできる流動化処理土の紹介。
プールに粉をサッと溶かすだけ流動化処理土
今日は、「プールに粉をサッと溶かすだけ」で製造できる流動化処理土(暫定:「イワモル」)の実験の様子をご紹介しますー。。
もしも、この方式で流動化処理土ができるようになれば、流動化処理土の製造には特殊な設備(バッチャープラント、特設プラント、生コン車など)が不要になり、プールと重機さえあればできあがっちゃうことになりますー。。
もしも、この方式で流動化処理土ができるようになれば、流動化処理土の製造には特殊な設備(バッチャープラント、特設プラント、生コン車など)が不要になり、プールと重機さえあればできあがっちゃうことになりますー。。
主な材料「残コナ」
「残コナ」とはスラッジケーキを加工して得られた石粉のこと。流動化処理土の基材となる残土の代わりにこちらの「残コナ」を採用して製造する。
関連記事:「自分で作れる?! 【残コナ】ならびに【セメドロン】の製造方法を公開します」
アルカリ刺激を期待して練り水は「上澄水」
生コン工場の副産物「上澄水」は飽和水酸化カルシウム溶液であり、SCMs(高炉スラグ微粉末などの結合材)のアルカリ刺激材としての効用を期待する。
結合材は「高炉スラグ微粉末」
結合材はSCMs(高炉スラグ微粉末)を採用。セメントを用いず、さらに混和材として炭酸カルシウム(残コナT)を用いることで、CCUS流動化処理土となる。
関連記事:「炭酸カルシウム粉体の製造方法」(230-7044) 出願番号:特願2023-122422 出願日:令和5年7月27日
粉をサッと溶かして作る「流動化処理土」
「プールに粉をサッと溶かすだけ」をバケツとバットで再現。
とりあえず、それっぽくはなった。
フロー試験の結果
うん、でけた。結構いい感じのフロー。ちなみに、配合は以下の通り。
(m3あたり)
残コナ:1100kg
上澄水:523kg
SCMs:80kg
強度は乞うご期待
強度結果は乞うご期待!
おいおい、これ、ちゃんと強度が出たら、世の中の流動化処理土の面々はおったまげるな。「プールに粉をサッと溶かすだけ」ってことは、現場に重機とトンパックに入った材料(残コナ、SCMsなど)、水(上澄水がより望ましい)さえあれば生コンプラントも生コン車も要らねえってことだからなっ。神ってるぜ。
10月7日は実機で製造・打設をお披露目
なお、「プールに粉をサッと溶かすだけ」流動化処理土(イワモル)のお披露目は次回10月7日(土)毎月第1土曜日定例の交流会で行われる予定だ。写真は、前回の交流会で行われた「ドットコン」打設の様子。
関連記事:「やっぱり百聞は一見に如かず。生コンポータルを【生】で楽しむ」(週刊生コン 2023/09/04)
残コンさん、残コン姐さん。今日は、まさか、まさかの、「流動化処理土の製造・打設に特殊設備やセメントは要らないよ」のご紹介ご苦労様っ。いやー、すごいね。ほんとすごい。それに、残コン由来の炭酸カルシウム(残コナT)を配合すれば埋め戻しながら、CCUS(二酸化炭素も貯蔵)してるってことになるから、SDGsの皆さんシャッポを脱ぐねっ。
「コンクリートをもっと身近に」
まあ、いろんな考え方あると思うけど、自分の製品に誇りを持つことはいいことかもだけど、結局いい悪いを判断するのは作ってる人じゃなくて、市場と顧客なんだよね。独りよがりな研究や開発は結局誰にも評価されなくなっていつかは消えてなくなるのさ。
オワッコーン‼︎
「コンクリートをもっと身近に」
まあ、いろんな考え方あると思うけど、自分の製品に誇りを持つことはいいことかもだけど、結局いい悪いを判断するのは作ってる人じゃなくて、市場と顧客なんだよね。独りよがりな研究や開発は結局誰にも評価されなくなっていつかは消えてなくなるのさ。
オワッコーン‼︎
ぉ、おわ??
これで、武南さんや宮本さんの悪口言ってる人たちの流動化処理土も世の中から消えて無くなってしまうということなんですね。一抹の寂しさを禁じ得ませんー。。
これで、武南さんや宮本さんの悪口言ってる人たちの流動化処理土も世の中から消えて無くなってしまうということなんですね。一抹の寂しさを禁じ得ませんー。。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎
作者・宮本充也