2023/09/01
「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリートの製造・施工」
セメントを用いない、原材料は全て産業副産物で製造された生コン「ヌテコン」を造粒ポーラスコンクリート「オワコン」に加工する。今後ICC(伊豆中央コンクリート)で製造・出荷される「オワコン」は全て「ヌテコン」をベースとします。
環境負荷・毒性ゼロのコンクリート開発
「ヌテコン」から「オワコン」へ
「ヌテコン」とは、結合材にセメントを用いず副産物だけで製造される生コンクリートのこと。セメント(灰色)ではないため比較的白いのが特徴。
あら不思議、さっきまで「ヌテコン」だったそれは「オワコン」に様変わりしている。「オワコンの素・Y弾」を投入・撹拌することで生コンクリートは「オワコン」になってしまう。同じオワコンならなるべく環境負荷や毒性がゼロであれば尚のこと良い、というわけで伊豆中央コンクリート(ICC)では今月から出荷する「オワコン」は全て「ヌテコン」をベースとすることになった。
用途はおんなじ「段差抑制」「雑草」「水はけ」ほか
Before。今回試験的に施工されるのはkr・Lab外構の段差部分。通常「オワコン」は段差抑制や、雑草・水たまり・ぬかるみ解消といった用途に用いられている。「ヌテコン」「オワコン」の経過観察もここで行われる。
「ヌテコン」「オワコン」もやっぱり敷き詰めるだけ
敷き広げる道具はアメリカンレーキ(素人・一般の方にはおすすめ)で。
一輪車で配られる材料を広げていく。
この程度の面積(10m2くらい)ならレーキマン(敷き均し作業を行う人)は1人で十分。奥はニューフェイス飛悠君が通常のレーキで敷き均し。
締め固めも1人で楽勝
木製タンパを上からドスンと落とすだけで締め固め。
締め固めのBeforeとAfterがよくわかる写真。「オワコン」の作業はたったこれだけだ。
紙粘土みたいだから自由に整形
「ヌテコン」「オワコン」After。本当に身近な簡単に施工できる自由に整形できるコンクリが「オワコン」だ。その「オワコン」の原材料全てが産業副産物に置き換えることができたとしたら、地球規模のイノベーションに発展する可能性を秘めている。
もう一つのコンクリート産業【舗装】
そんな「オワコン」はアスファルト舗装に用いられる全ての重機・機械で施工できるのが特徴。つまり、小規模から大規模までをカバーしている。
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そしてそんな「ヌテコン」「オワコン」の温度は施工時35度以下で管理される。作業される方からすれば100度以上も冷たい材料で施工できることになり、その潜在性が知れるだろう。
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「コンクリートをもっと身近に」
次に入るblgは破壊的イノベーションだよ。やばいよ。宮本さんを敵に回したみなさんには首を洗って待ってていただくことになるからねっ。絶対だよ!
オワッコーン‼︎
相変わらず、メンヘラましましですね。。ほどほどにお願いしますー。。
作者・宮本充也