2025/01/11
冬場の土間コンとっても大変。その主因たる【ブリーディング】解説とソリューションについて
冬場の土間コンはとっても大変。その理由「ブリーディング」についてのご説明とそのソリューションとしての「オワコン」「オコシコン」について。
冬場の土間コンが大変な件
今日は施工業者さんにとって「土間コン」が冬場大変な理由と「オワコン」「オコシコン」がソリューションになるご紹介だよっ。
冬場の土間コン打設
流動体生コンクリートを打設するには写真にあるように型枠の存在が必須。さもなければ流れ溢れ出てしまうから。
打設から均し
凸凹にならないように平滑にする作業を均しと呼んでいる。生コンクリートは流動体なのでプラゴテなどで擦って行われる。
これが噂のブリーディング「乾き待ち」
最終仕上げ(金鏝、刷毛引き)前に必ず訪れる空白の時間はブリーディング水によるもの。これにより、こちらの現場では6時間半も乾き待ちが発生したそうだ。
関連記事:冬場の【土間コン】を施工したがらない理由【ブリーディング】の無い【オワコン】【オコシコン】
ブリーディングとは
土間コンの施工に用いられる生コンクリートには水、粗骨材、細骨材、セメント、混和剤などが含まれている。打設し均しが終了した時点で密度の軽い水(余剰水)が上面に浮いてくる現象をブリーディングとしている。このブリーディングがおさまる(表面が乾く)まで仕上げ作業ができないため、乾きにくい特に冬場は乾き待ちが日没も早く寒さも厳しい建設現場の作業員を苦しめることが知られている。
金鏝をあてる
乾き待ちが長くとっぷり日が暮れているのが写真からも見れとれる。
これが最終刷毛引き仕上げ
防滑性(滑って転倒しないよう)を意図して微細な凸凹を人為的に土間コン表面に刷毛引きを用いてつける。この仕上げ工程はブリーディング(余剰水)で表面がテカっている状態では不可能。
土間コン(犬走と階段)完成
ここに至るまでなんと6.5時間以上。ブリーディングのない「オワコン」「オコシコン」をご存知なかったようで引き続き情報発信に課題が残る形となった。
冬場の土間コンは丸1日以上時間を取られる大変過酷な作業です。 「オワコン」「オコシコン」をソリューションとした情報発信に引き続き邁進してまいります。
「土間コン王」へのご相談はお気軽に
「土間コン王に俺はなる」がスローガンのオワコンの宮本さんのLINEは既読後秒で回答があることで有名。
ソリューション「オワコン」「オコシコン」
「オワコン」(写真)「オコシコン」など生コンポータルが推す土間コンにはそのブリーディングが生じないことが冬場重宝される理由。つまり、現場にとってのソリューションとして活躍している。
製品・サービス・購入に関するお問合せフォーム
土間コン相見積フォーム
「コンクリートをもっと身近に」
現場で作業されている方にインターネットによる発信は届かないかもしれない。だから「現場」に足を運んで直接お伝えする。また、そこで起きていること、問題や価値を発信する。大事なことだよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也