2019/08/30
「土間コン補修の簡単でうまくいく方法ってない?」エクステリア普遍の課題【ひび割れ】【色むら】(人に優しい生コンクリート #4)

生コンを日々販売しているともう日常茶飯事な「ひび割れ」「色むら」という問題。ITやAIを手に入れた人類はいまだにこの分野にブレイクスルーを起こせていない。さあ、そろそろ生コンで苦しむのはやめよう。土間コン補修の簡単でうまくいく方法「人に優しい生コンクリート」
土間コン補修の簡単でうまくいく方法ってない?
人に優しい生コンクリート #4は土間コンひび割れ(色むら)補修。バッチリ開いたひび割れはどう補修されるのか。
インストラクターはこの人、白石建設の和田さんが生コン関係者にその方法を披露する。
まずは補修材料(H2クラックメンテ)の製造。本工法は圧力を加えずに自然にひび割れを充填するダイラタンシーという性質を持った材料を採用している。
ものの数分で充填は終わってしまう。この後ケレン(凹凸をなくす)してから打ち放しペイントに移る。
打ち放しペイントは打ち放しコンクリートの色合わせ補修を基礎に置いた工法。コンクリートの風合いを持つ塗料で補修痕を消す。
完成。通常は全面補修を推奨しているが、部分補修を要請される場合は別途現場での打ち放しペイント材料の調色(下地コンクリートの色に塗料を合わせる)が必要となる。
土間コン補修施工フロー
1.H2クラックメンテでひび割れ充填(機能上の問題解消)
※規定配合を現地で製造する。ひび割れに沿って水しめしを行い、ひび割れに沿って注入する。
2.材料が乾燥したらケレンで平らにする
3.打ち放しペイント塗布
4.材料乾燥後パターン剤施工(コンクリート特有のモルタルマーブル模様の再現
5.表面硬化剤(保護剤)塗布
6.完成
簡単土間コン補修「H2クラックメンテ」「打ち放しペイント」
もう、エクステリア普遍の問題なんかじゃない!
和田さんはけっしてプロフェッショナルってわけじゃない。
普段は生コン屋さんの一従業員。
施工のプロってわけじゃ無い。
なのに、この通り簡単に補修を終えてしまった。
生コンは人に負担を強いる。
コンクリートから人へ。
そんなイメージを払拭したい。
人に優しい生コンクリート #4 は現場でよくある土間コンのトラブル解消法。
生コンでいいこと。
宮本充也