2020/12/11
「12月25日21時54分から《耳より!Bizトレンド》に出演します!」

露出は少しでも多い方がいい。「SDGsの番組に携わっていて『こんなにすごい技術があるんだ』って感心することが多いんですが、零細企業のそれらはほとんど埋もれてしまうんですよね」(ディレクター村上寿一さん)。これまでの産業構造では見出されなかった辺境のテクノロジー。鍵はインターネットと企業関連携。
インターネットと企業間連携で産業構造を打破しよう
当日運良く届いたグッドデザイン賞金賞・経済産業大臣賞のトロフィーと賞状。
フッコーや生コンポータルの事業パートナーOptiusの紹介でGD賞受賞ドライテックの取材を受ける機会を得た。
カメラ1人でこなしているのはディレクターの村上寿一さん(日本ケーブルテレビジョン)。
レポーターは槙あやなさん(キャスト・プラス)。
「コンクリートなのに水を通すんですね?!」
こうした取材を通していろいろな技術に触れるそうだが、透水性コンクリートを間近にみてとても驚いていらした。
収録は老舗壁材メーカーフッコーの新事務所駒場ギャラリーで行われた。
放映は12月25日21時54分から「耳より!Bizトレンド」(https://www.bs11.jp/entertainment/biz/)。
「SDGsの番組に携わっていて『こんなにすごい技術があるんだ』って感心することが多いんですが、零細企業のそれらはほとんど埋もれてしまうんですよね」
撮影は終始和やかな雰囲気で進んだ。
僕たちが15年来続けている透水性コンクリートの技術。
こうした取材を通して見聞も広い方々にとっても「水を通すコンクリート」はとても新鮮に写ったようだ。
毎日毎日アホほど情報発信をし続け15年経過するが、それでもやはり一般への認知はこの程度。
謙虚でいなければならない。
「舗装が全部これになればいいじゃないですか」
「本当にそうなんですよ。でも、現実は舗装の95:5の5%しかコンクリートは採用されていなくて、さらにその5%の中でもたった5%にも満たないのがこうした環境系舗装なんです」
ディレクターの村上さんによれば、取材を通してこうした有意な技術にたくさん触れるそうだ。
その有意性にもかかわらず世間の認知は一向に広まらず、市場には従来の或いは流通を持っている既存企業のプロダクトしか普及していない。
零細企業が真剣に命をかけて普及に携わっている技術は埋もれていく。
「自分なりに色々考えたけど、結局僕には《伝える》しかできないんですよね」
悲しい現実をたくさんみてきた彼がふとこぼした本音。
僕たちのやってきたことは間違いなく求められている。
いつも肝に銘じていること。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」
今回のようなテレビ番組なんかもとてもいい機会だ。
1回出演したからってバズるわけでもないし一攫千金なんてことはあり得ない。
これまでもテレビ番組の類にはかなり取り上げられてきた経験を持つ。
そして、今回もありがたいことにそのような機会を得たが、グルメとかファッションと違ってドライテックのような工業製品は一般の方々にとって自分ごとになりにくい。
「へぇ、そんな技術があるんだ。話のネタに覚えとこう」
それが自分の自宅の庭や駐車場にも採用できるという、自分ごととして繋がりにくい。
環境に優しい。
先端コンクリートテック。
じゃあ、自分の家の駐車場に採用しよう。
こうしたフローを完成させるためにも、やっぱりこれまで通りインターネットと企業間連携を通じてしつこくしつこく情報発信。
まずは、知ってもらう。
一気呵成に舗装の標準ということにはならないもどかしい毎日が続く。
それでも、こうした機会にふと15年を振り返ると景色はとてつもなく変化していることに気づく。
収録以外でもディレクターの村上さんやアナウンサーの槙さんとはいろいろな話をした。
「実はこの透水性コンクリート女性だけでもDIYできたりするんですよ」
「コンクリートってそんなに身近なものだったんですね?!」
「今度槙さんがドライテックを施工してください!そして2時間の特番にしてください笑」
知られれば人を感動させることもできるコンクリートをもっと身近にすることで世界の景色は一変する。
自然と人が調和する世界を具現化するコンクリートテック。
大地に蓋しないコンクリート。
とにかく、共感するすべての仲間たちと、ちょっとでも知ってもらえるような努力をこれからも続けたい。
12月25日21時54分から放映予定。
宮本充也