2020/01/15
【京都】「この時期土間コンなら終わるのが18時頃になってしまう」駐車場、25m2

京都市北区。当初設計は土間コンクリートだったが施主よりドライテックの指定があり透水性コンクリートに変更。排水溝の設置が困難なことも採用の決め手となった。ACE建設代表「この時期土間コンクリートで施工したら朝から打設しても均し終わるのが18時頃になってしまうから施工は(慣れないため)ちょっと大変だったけどそのまま終わるからいいね」
製造:宝ヶ池建材、施工:ACE建設(駐車場、25m2、2人、1.5時間)
この時期土間コンなら終わるのが18時頃になってしまう
施工Before。
住宅外構の駐車場整備。
当初設計では土間コンクリート(通常の生コンでの舗装)が計画されていた。
お施主さんの方から「ドライテック」と指定があり、Ace建設にてこの度透水性コンクリートの採用となった。
初めての施工。
25m2もあるのに、たった2名で挑戦。
事前にHPでいろいろ調べていただいたのかもしれない。
それにしても、もう少し施工人員増やしてもらいたいな(笑)。
施工指導の甲斐もあり順調に流れ出す。
⚫︎敷設
⚫︎均し
⚫︎転圧(写真)
の連続がただひたすら続くだけ。
施工After。
お見事たった2名で1時間半。
施工をされたAce建設代表からは、
「この時期土間コンクリートで施工したら朝から打設しても均し終わるのが18時頃になってしまうから施工は(慣れないため)ちょっと大変だったけどそのまま終わるからいいね」
とご評価をいただく。
「ちょっと大変だったけど」
って、2名で25m2土間コンだったらもっと大変だったでしょ?
と言い返してもいいですか?(笑)
悩める施工者に教えてやってほしい。
あなたがもし施主だとして。
とてもDIYもやる気もなくて、お庭の駐車場を整備したいとしたならば。
できれば施工者を救ってやってほしい。
今回の代表のコメントにもあるように、彼らは日頃朝から施工して18時まで頑張ってるのだ。
この時期18時といえば真っ暗だ。
真っ暗闇、残業。
日々彼らは苦しんでいる。
「透水性コンクリートなら夕方から施工して明るいうちに帰れますよ」
これ、伝える人が僕たちだと彼らはなかなか素直にならない。
ぶっちゃけ、仕入れ先だと思って舐めてる(警戒している)。
「騙されないぞ」
くらいに内心怯えているのだ。
一回施工しちゃえば納得してもらえるのに。
僕たちの言うことを信じない固めに彼らは今も朝から始めて真っ暗になるまでかかる土間コンに苦しめられ続けているのだ。
だから、これから強めたい。
「施主からの指定」
お客様は神様。
内心怯えたり警戒していたとしても、お客様から指定されたらそういうわけにはいかない。
僕たちが提案するより、施主から指定されたほうが強烈なのだ。
だから、全力でDIY×生コン(透水性コンクリート)を2020年は打ち出す。
社会一般が「透水性コンクリートにしろ!」となれば、施工者や僕たち製造者も右ならえになるしかないのだ。
悪い事は言わない。
今回のACE建設代表も言っている。
「この時期土間コンクリートで施工したら朝から打設しても均し終わるのが18時頃になってしまうから施工は(慣れないため)ちょっと大変だったけどそのまま終わるからいいね」
そう。
いいのだ。
日本の大地を透水性コンクリートで再生しよう。
宮本充也