2019/07/27
「下を向いて歩こう」#1 福岡市中洲

日本の大地を再生したい。そんな想いで透水性コンクリートの普及に携わっているととにかく地面が気になる。先日は京都市鴨川沿いの歩道をディスったばかりだ。今度は、福岡市中洲の歩道をディスらせていただこう。「下を向いて歩こう」
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_804.html
福岡市中洲といえば九州最大の繁華街の地面がこんなんでいいの?
出張先で朝RUNしているととにかく気になるのが街路歩道。ブロックの歩道は根っこの隆起(根上り)で凸凹になりやすく、地中配管などの設置工事のたびに撤去され、写真のように別舗装材(アスファルト)で舗装がかけられるケースは多い。
歩き(走り)づらい以上に、景観としてどうなの?「アジアのリーダー都市福岡を標榜するなら足元を固めよう」と皮肉も言いたくなる。
景観の3要素、空・建物(樹木や草花含む)・地面。
いやでも目に飛び込んでくる。
地面。
特にランニングを日課になどしているとその意識はいやでも高い。
スマホながら歩きなんかしてても危ない。
足をひっかけたりする。
段差はいかん。
お年寄りや子供にとってもよくない。
(中洲はお年寄りや子供は歩きませんか、そうですか)
宿泊先のホテルから大濠公園(およそ5km)まで走って折り返す予定をやめた。
信号で止まらなければならないし、舗装も走りづらい。
人もゴミゴミしている。
それなら、大濠公園を余計に走って地下鉄で帰ろう。
全身汗みどろになってクーラーの効いた地下鉄に乗車するのは快適ではない。
(周りもきっと不快だったはずだ)
もし地面が透水性コンクリートだったら?
雨上がりでも水たまりがない。
根っこの隆起は防止できる。
ブロックじゃないから段差は生まれない。
地中埋設物のために一部を撤去したとしても、そこに同種の透水性コンクリートを施工すれば目立たない。
路面温度はアスファルトに比べて低い。
背の低い子供はアスファルトからの反射熱で熱中症になったりする。
そんなことも防止できる。
保水効果もある。
樹木や草花にも優しい。
悪いのは、僕。
僕の情報発信活動が弱いから。
流通をきちんと整備していないから。
もっともっと努力して、理想の地面を取り戻す。
きっと、ここ福岡でも。
地元の生コン工場と施工者の共感を得て。
いつしか、博多の地面も変えてやれ!
「下を向いて歩こう」#1は福岡市中洲。
生コンでいいこと。
宮本充也