長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2017/02/14

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「20倍の隔たり IT×建設」 駐車場・コンクリート

「20倍の隔たり IT×建設」 駐車場・コンクリート

究極社会はコミュニケーションの連続とみなすことができる。

・報告

・連絡

・相談

ホウレンソウなどと言ったりするけど、

意思決定を行うにおいてはコミュニケーションは必須。

誰かに何かを指示するにしても頼むにしても、

また、それらを決めるにしても、

大抵はコミュニケーションを通して実施される。

だから、誰かと何かを交流させる、

ということの品質と数が向上すれば、

組織や社会の品質も向上するということになる。

これは、製品開発、などのような場面でも、

コミュニケーションの数と品質が重要といえる。


製品開発(ものづくり)の在り方が変わったなあ。

このところ毎日感じることだ。

このコミュニケーション、

事前にアジェンダが配布されて、

何週間場合によっては数か月前から開催が通知されて、

当日を迎えて議論を闘わせてから物事が決まっていく。

それがコミュニケーションの基本。

ただ、今日もそうだったのだけど、

GNN元気な生コンネットワークのメンバーが登録されている、

メッセンジャーグループ

※登録している人しか閲覧できない

では、お互いの空いている時間を利用して、

自らの持論や疑問を展開させる。

みんなの忙しい時と暇なときは当然むらがあるから、

常にアツアツの議論が展開されているわけではないけれど、

今日はちょうどみんなの都合がついたのか、

数十件のメッセージによる議論→コミュニケーションが生み出された。

(※まるで高校生のLINEグループみたいだ(笑))

それぞれの仕事の合間を見た遠隔地同士による議論。


テーマは、

透水性コンクリートの骨材最大寸法について

kotuzaisaidaisunnpou.jpg

※写真のつぶつぶの大きさのこと


専門家の僕たちからするとこのつぶつぶの大きさは非常に重要。

この大きさをどのくらいにするかをあらゆる情報を前提に決定する。

この意思決定。

本来であればいろいろな地域のいろいろなスペシャリストが、

何か月も前から同じアジェンダを配られて、

一堂に会して議論をするくらい重要なこと。

そんな重要なことが今や片手のスマホの中でなされるようになっている。

昔数か月かかっていた意思決定が、

場合によっては数分で決される場合がある。

そんな世の中になった。


もちろん、便利になりすぎて、ともすると、

コミュニケーション(情報)量に圧倒されてしまう

ということだって考えられる。

日頃からぴーひゃらなるスマホに苦しむこともあるだろう。

ただ、きちんと管理して利用しさえすれば、

業務改善の側面からすれば実に便利な世の中になったものだ。


透水性コンクリート舗装

僕たちは世の中に絶対に貢献出来る素晴らしい付加価値だと思っている。

ただ、その価値もきちんと伝わる形になっていなければ、伝わらない。

存在していないことと同じ。

では、適正に伝わることができるようになるためには?

長岡生コン1社の経営資源なんて知れている。

社員数名の頭の情報量でしかない。

ただ、気心の知れた人たちとITツール(メッセンジャーなど)を利用すれば、

その経営資源の量は途端に跳ね上がる。

自分たちだけでは気づくことのできなかったこと、

自分たちだけでは到達できなかったステージ。

そんなものに、今の時代は到達しやすい世の中になっている。


そしてさらにITは素晴らしい価値を僕たちにもたらしている。

消費者(実際に買う人)までこれまでとても多くの心理的・物理的壁があった。

やすやすとその辺歩いている人に、

「透水性コンクリート素晴らしいので買ってください」

とか、

「どう思いますか?透水性コンクリート」

などということが仮想現実で可能となっているのだ。

また、消費者の購買心理を疑似的に調査することが非常に楽になっている。


今、大抵の調べ物はスマホやPCでやっているだろう。

いろいろなワードを検索エンジンにかけてみると多くの気づきがある。

例えば僕たちは専門家。

透水性コンクリート

とついつい会話に出してしまうけど、

そもそも一般消費者は透水性はおろか、

もしかしたら僕たちの当たり前である、

「土間コン」

だって実は全然当たり前じゃないってことに気付いた。


「土間コン カーポート」(専門家用語)

ついつい、僕たちはこうした言葉を使いがちだが、

実際に検索エンジンに通してみると、

約 52,100 件 (0.46 秒)

たった、50,000件しかヒットしないの比して、

一般用語では、

「コンクリート 駐車場」

約 1,390,000 件 (0.42 秒)

ざっと20倍もの隔たりが、

「同じことを書いているというのにもかかわらず」

あるという実に興味深い情報を簡便に入手することができる。


これまでできるだけブログや情報発信の際にも、

「専門用語はかみ砕くべき。検索する人の心理に立つべき」

と呪文のように唱えてきたことだけれど、

20分の1(専門と一般の差)の過ちを何度も繰り返してしまっていた。

実際に困っていて買おうとしている人は専門用語を知らない

という事実というか溝がなかなか埋まらない。


通常の認識としては、

「建設はネットでは無理でしょ」

と思われがちだが現実としてこのところはほぼ毎日で引き合いを頂いて、

実際に数千万円の売り上げが上がっている。

まだ、1年足らずの取り組みだというのに。


開発も販促も今やITというツールが有効であることは自明。

実際に使う人と専門家の間にあるへだたりは20倍

ITを利用しこの現実を適正に把握してそのうえで、

同じ目線で共感しあえる専門家とIT経由で開発を急ぐ。

ITの可能性について語るのは今更感満載で手垢ついてるけど、

生コン×ITはまだまだ未知の可能性が眠っているようだ。

その先駆者となって新たな市場が生み出されるのも、

トライアル&エラー

いばらの道をただひたすら信じ切って走っていくのみ。

ただ、努力に対してのリターンは、

どうやらとんでもないスピードで帰ってくるというのも事実のようだ。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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