2021/09/18
「今まさに交渉中のその見積書が果たして妥当なのか不適切なのかがすぐ(3営業日以内)にわかる」あとだしじゃんけんワークス

Mr.マリックばりにキテます「あとだしじゃんけんワークス」には迷える消費者から「果たしてこの見積もり妥当なの?」という問い合わせが絶えない。この僕あとじゃん先生(宮本充也)からばっちりお答えさせていただこう。あとだしじゃんけんワークスの舞台裏もお見せします。
待った!その見積もりちょっとおかしいよ
はじめまして。
現在新築建築中で〜月〜〜日に引き渡し予定です。
駐車場にドライテックを採用したいのですが、打ち合わせをしている外構業者では1m2あたり13,000円となり価格が高くなってしまいます。
そこで、
・庭コンの施工業者一覧にある(株)
・〜〜〜〜〜〜で1m2あたり30,000〜40,000円
どこに問い合わせても適正価格とは思えない価格を提示されどうし
優良施工業者を紹介して頂くことは可能でしょうか。
よろしくお願い致します。
(あとじゃん先生に寄せられたお便り抜粋)
あとじゃん先生を支えてくれるのは全国各地の生コンラストワンマイル(製造・施工)
いやはや、あとじゃん先生を名乗っているこの僕(宮本充也)や生コンポータルの組織力ではこんなサービスを回すことができない。
つくづくそう思う。
だって、三重県とか、新潟県とかの見積書について、静岡県のあとじゃん先生がいつだって正確な見積もりでお答えできるとは到底思えないもん。
基本、高めになっちゃったってしょうがないとすら思っている。
でも、高めにならないのだ。
その舞台裏の理由を示したい。
実はこの見積書を提示された時には「妥当です」というお答えを反射的に準備していた。
「12m2なら良心的でしょうね。ていうか安いくらいかな。」という僕のコメント通りだ。
ただ、そこで、待ったがかかる。
待ったの主は、三重県の生コン工場を経営するパートナー企業の方からだった。
ん?うちの名前が?この物件どこの誰かしりませんが、話すらきいてませんし、見積すら出してません...しかも鈴鹿運賃8000円って?そもそも取ってません笑 うちの名前出してますけどヤバいですね(怒)とっちめてやりたいくらいです笑 どっかの商社でしょうか?
なんと、当該生コン工場に確認も取らずにその名前を騙り勝手に見積書を作成していたことが秒で発覚したのだった。
もう、こうなると、感情論笑。
「何、てめえ、うちの名前勝手に使ってんだよ」という怒りは当然だと思う笑。
で、怒りの勢いそのままに、その主から以下のような概算見積もりが共有される。
結論:合計95,500〜117,500円(12m2)。
単価に換算すると、7,958円〜9,792円/m2。
安っ。
めっさ、安っ。
話題は現行の流通論にまで発展(笑。
ほんと、これからの流通業はものづくりのラストワンマイルや消費者を欺くようなことしかしてなければAmazonと講談社の間にあった取次店の如く、泡沫のように消えていくことだろう。
かくしてもともと13,000円だった見積もりが、7,958円〜9,792円/m2にディスカウントされたのだった。
(元の見積もりとの差額は5,042円〜3,208円だったため、12m2換算で60,504円〜38,496円/件のディスカウントを達成したことになる)
別に、12m2だし、13,000だったとしても決して高いというわけではないのだが、間にいた流通(中抜き)が余計な悪知恵を働かせたからこうなったのだろう。
ばかだね。
最初から、正直に仕事してりゃあよかったのに。
インターネットと企業間連携のこの時代、情報格差の流通差益でぶんどろうなんてセコい下衆商売なんかすぐに炙り出されちゃうんだ。
それを、生コンラストワンマイル群(製造・施工)が見事証明した形になる。
「今まさに交渉中のその見積書が果たして妥当なのか不適切なのかがすぐ(3営業日以内)にわかる」あとだしじゃんけんワークス
別に、間にいる流通業者や施工業者をいじめようなんて気はさらさらない。
「当たり前のことを当たり前にやろうね」
ってことを、あとじゃん先生(僕)は言いたいだけ。
だって、当たり前になっていないから。
消費者を愚弄するようなあり方があまりにも多いから。
消費者だけじゃない。
生コン製造・施工を「情報弱者」だと思って馬鹿にし蹂躙するようなエクステリア産業という側面を正したい。
ものづくりの現場に光を届けたい。
もしも悪徳業者のようなクズがいるならその悪行を照らしたい。
それだけだ。
特に「お客様第一主義」「正直に」とか、美辞麗句をたくさん並べ立てている会社には注意しよう。
だいたいそんな会社は結局自社利益のことしか考えてないですから。
客のいないところで何やってっかマジでわからん笑。
下請けいじめとか、バックマージン請求とか、朝飯前ですよ笑。
そんなわけで、これからもあとじゃん先生の悪ノリは続く。
宮本充也