長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2022/03/24

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土間コンクリートの【クレームあるある】【3大がっかり】ひび割れ、色むら、水たまり

土間コンクリートの【クレームあるある】【3大がっかり】ひび割れ、色むら、水たまり

土間コンクリートの施工後によくあるクレーム。

・ひび割れ(ヘアクラック)

・色むら

・水たまり

施工を行う業者側としてはどれだけ事前に説明をしていたとしても、一度感情に火が付いたお施主様とトラブルに発展した経験があるのではないでしょうか。

基本的には機能上問題が無かったとしても、一般のお施主様側からすると完成品にひびが入っているのを見ると施工不良と思ってしまう事もあります。

そんな土間コンクリートの施工でよくある問題を、解消してくれる次世代のコンクリートがあるので紹介をしていきます。

 

土間コンクリートの【クレームあるある】各種

クレーム②.jpeg

引用元:https://concrete-mc.jp/floor-crack/

1.ひび割れ(ヘアクラック)

一番クレームに繋がりやすいのがひび割れです。

上記写真の通り0.2㎜以下の髪の毛ほどの亀裂であり、入っていたとしても機能上は問題ありません。

しかし、コンクリートにひびという見た目上の問題からクレームとして取りざたされることが多いのです。

 

クレーム③.jpeg

2.色むら

お施主様の多くがコンクリートの施工=真っ白な仕上げ面ができあがるとイメージをしています。

そのため色むらが発生した場合にはクレームに繋がりやすいのです。

半製品生コンである以上、色むらは避けることができず、この現象を100%抑える技術は現在のところ確立されていません。



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3.水たまり

水勾配(排水のための傾斜)計画が機能せず、一部に水たまりが発生することがあります。

水たまりもクレームに繋がりやすく、土間コンクリートの運命とも言えます。

以上の土間コンクリートでよくあるクレーム、どれも施工を行う上で発生してしまうのは仕方がないことですが、これらの問題を全て解決できるコンクリートがあるのです。 

 

その施主にとっての【3大がっかり】施工者にとっての【クレームあるある】を劇的に超越できる土間コンクリートがある

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ひびわれ・色むら・水たまり、施工した際にクレームとなりやすい原因を超越できる次世代の土間コンクリート、それが透水性コンクリート'オコシコン'(旧製品:ドライテック)です。

透水性コンクリートは、読んで字のごとく「水を透す」透水性の高いコンクリートなのですが、もちろん次世代のコンクリートと呼ばれるのはそれだけが理由ではありません。

 

 

クレーム〇六.jpeg

1.ひび割れ

上記写真、一見すると何も問題がない透水性コンクリートの写真ですが、でずみ(カドになっているところ)部分に実はひび割れ(ヘアクラック)が発生しています。

しかし、写真を見てもらうと分かる通り、ひび割れを目視することができないのです。

透水性コンクリートは、これまで従来の土間コンクリートと違ってペーストがありません。

ペーストは骨材と骨材の間を満たす、

・セメント

・砂

・水

で構成されている液体です。

そのペーストが無いため骨材の輪郭がそのまま浮かび上がり、小さなひび割れが発生したとしても骨材の輪郭に沿って発生することが多いため目視ができないのです。

そのため透水性コンクリートではひび割れが問題となることがないのです。

 

クレーム⑦.jpeg

2.色むら

実は色むらは土間コンクリートにおいて、ペーストの上で発生する現象です。

ペーストの砂分・仕上げ・水分の蒸発散の加減から発生しますが、透水性コンクリートは独特のテクスチャにより色むらが悪目立ちしづらいという特徴があります。

そのため透水性コンクリートは色むらが発生することもありますが、目立たず問題とはならないのです。

 

3.水たまり

動画を見て頂けると分かる通り、透水性コンクリートに水が溜まることはありません。

透水性コンクリートを抜けていった水たちも、地面に吸収され地下水脈へと流れ込んでいきます。

そのため永遠に水たまりの発生しようがないのです。

 

もう1つのコンクリート「オワコン」

 ひび割れ、色むら、水たまり、

3大がっかりを解決できるコンクリートとして造粒ポーラスコンクリート オワコンもあります。(見た目を除く)

防草および水はけに特化したコンクリートで、水を通して草が生えない対策として最適です。

 

1.ひび割れ

オコシコン同様にオワコンもひび割れを目視で確認することがほとんどできません。

 

2.色むら

オコシコン同様にオワコンも色むらが目立ちにくいです。

通気性が良いためカビやコケも生えにくいコンクリートです。

 

3.水たまり

オワコンはポーラス構造を採用しており、内部に無数の隙間が存在します。

オワコン表面に落ちた水分は、全てのオワコン内部を通て地面に流されていくため、水たまりが出来る心配がありません。

 

3大がっかりについてはクリアをすることができるオワコンですが、見た目についてはオコシコンや普通の土間コンクリートに比べると劣ってしまうこともあります。

その代わりとして、普通の土間コンクリートと似た価格でオコシコンより安く施工をすることができます。

他のコンクリートと比較をすることもできますが、防草や水はけの対策として、防草シートや砂利敷きよりも耐久性や性能、コストパフォーマンスにおいては高いレベルにあるのがオワコンです。

 

施工の行いやすさについても、現場に敷いて、平らに均して、仕上げに踏むだけで施工が出来てしまう特徴もあります。

そのためDIYによる施工も可能なコンクリートで、手軽に防草排水対策できるコンクリートです。

  

オワコンのDIYについては下記動画で様子を紹介しています。

 

それと、オワコンはトップカラーによるコーティングを行うこともできます。

下記記事にて紹介をしているのでよければ参考にしてみてください。

⇒オコシコン・オワコンのカラーリングDIYのやり方を画像で解説!

 

当社旧製品(ドライテック)でお困りの方へ

現在も一部流通している旧製品ドライテックでお困りの方々への救済措置についてご案内しています。

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【らくらく施工】施工しやすい性質に改善

【つよい!】ドライテックを超える平均強度

”オコシコン(旧・ドライテック)改善点について”

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

オコシコンとドライテックの違い
オワコンとオコシコンの違い
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