長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2019/04/25

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【原価比較】「いくらなの?」土間コン4,700円 vs 透水コン3,350円

【原価比較】「いくらなの?」土間コン4,700円 vs 透水コン3,350円

30m2を基準に土間コンと透水性コンクリートの原価比較を行う。Time is Money.をきちんと説明。やっぱり透水性コンクリートの方が安くて高く売れてクレームが出ない!



土間コン4,700円/m2に対して透水性コンクリートは3,350円/m2

以下の条件で見積もる

・面積:30m2(駐車場2台分)

・施工人員:4人(1日あたり20,000円)

・生コン代:15,000円/m3

・透水コン代:30,000円/m3

・メッシュ筋:500円/m2(材料工事共)

※ロス率を考えないものとする



土間コン

・材料代:15,000円 × 0.1 = 1,500円/m2

・工事代:4 × 20,000 = 80,000 / 30m2 =2,666.66 ≒ 2,700円/m2

・メッシュ筋:500円/m2

合計:4,700円/m2



透水コン

・材料代:30,000 × 0.1 = 3,000/m2

・工事代:4 × 20,000 = 80,000 / 8hr(30分で施工終了) = 10,000 / 30m2 = 333.33 ≒ 350円/m2

・メッシュ筋なし

・排水設備軽減

合計:3,350円/m2



土間コンの場合4人が1日施工にかかりきりになることに比して、透水コンの場合はその他工事(植栽、ブロック積み、カーポート設置、路盤工他)に1日を無駄なく活用し30分で施工できるため、1,350円原価が安くなった。



売価について

現在、透水性コンクリートは全国の見学会に参加し出荷に前向きな工場を仕入先としている施工店が主に施工の担い手となっている。

そのため、売価設定の自由度は高い。

一方、土間コンクリートは現在の主流となっており、販売価格はコモディティ化している。

施主に対しての付加価値提供が高いこともあり、透水性コンクリートの売価設定は土間コンに比べて高く収益性も高い。



以上、土間コンと透水コンの原価比較とする。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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